あけましておめでとうございます
12月2日 朝 10:15
2015年10月から不妊治療を開始して
タイミング法、AIH(人工授精)を経て
初めてのIVF(体外受精).ICSI(顕微授精)で授かり
2017年12月2日22:56に2600gの男の子を
無事に出産することができました
里帰り出産を選択しましたが
いろいろな事情があり
退院後からはほぼワンオペ育児で
なかなかハードな日々を送っております…
出産当日のことや入院中のことについて
記録としてもブログに書きたい！
と思っていたのですが
慣れない育児と思った以上に寝てくれない
新生児の生活リズムについていけず
あっという間に生後31日です
実は出産前日に祖母が亡くなり
ほとんど睡眠をとることができずに
陣痛が始まってしまったため
痛みと睡魔と戦いながらの出産でした
2017年12月2日 朝 4:43
前駆陣痛かな？？と感じる痛み
全然耐えられる。動けるし余裕
痛みが続く時間は平均1分くらい。
旦那くんに一応陣痛っぽいのが来てることを連絡
陣痛アプリに残っている記録はこんな感じ
12月2日 朝 10:15
陣痛の間隔が10分を切っていたので
念のため産院へ電話して確認
前回の検診で初産で
子宮口が全然開いていなかったこともあり
とりあえず様子を見ることに
で、産院に電話した後
しばらくの間痛みを感じず
11時過ぎた頃から
少しずつ動くのもツライ痛みに変化…
お昼頃には痛みの継続時間が1〜2分で
ひたすら無言で
鼻から吸って口から細く息を吐くを繰り返して
痛みに耐える…
枕を抱いた状態で
逆子体操の姿勢が楽だった…
バランスボールがあればもっと楽な姿勢になれたかも
楽な姿勢になったら
できれば動きたくない…
と思うくらいの痛み
食欲も急激に落ちたけど
お昼ご飯はおみやげの喜多方ラーメンを
痛みが無いタイミングを見計らって
なんとか麺だけ食べる
旦那くんの仕事が土曜日で休みだったため
念のため来てもらうことに
痛みが強くなって来た時点で
産院へ連絡しようと思ったけど
旦那くんが到着してから
産院へ連絡しよう！
と勝手に自分で心に決めて
旦那くん到着までひたすら痛みに耐える
ちょっとだけでも寝ようと試みるも
痛みの継続時間が長くなってきて寝れず
15:30頃 旦那くん到着
15:47 産院へ連絡
心配なら一旦来てみる？と言われ
痛みの合間を見ながら
入院準備をして
とりあえず腰にホッカイロを貼り付けて
車で産院へ
陣痛アプリに残っている記録はここまで
痛みに耐えながら産院へ向かう途中
夕方のラッシュと交通事故で
大渋滞でなかなか目的地へ到着せず
産院へ到着したのは18:30頃
時間外窓口に行くと
連絡がしっかり行き届いていたようで
状況をみた警備員さん(?)が
「電話連絡くれていたみゅーさんですね？
車イス使いますか？」
と素早く対応してくれて
迷わず車イスに座る私
産科の5階の病棟までそのまま送り届けてもらい
病棟に到着したら車イスから降ろされ
病棟のナースステーションの奥にある内診室まで
自力で歩いて移動するように言われる
なんとか内診室まで移動し
内診してもらうと
子宮口の開きは2cm
内診室を出て
陣痛の波がきてる中
体重をはかり
入院に必要な書類に
日付やサインを求められる…
10分くらいかけてひたすらサイン
書類が揃ったところで
看護師さんから
「このまま入院になるからね〜
個室希望って聞いてたけど
月曜日まで個室が空かないので
申し訳ないけど
今日と明日は大部屋になるけどいいかしら？」
と…
ちょっともやっとしたけど
拒否権はないので
とりあえずうんうん頷いて
痛みの合間をぬって
大部屋の自分のベッドへ移動
大部屋で
どれくらいの時間耐えていたのか
全然覚えていませんが
痛みの波が来るたびに
旦那くんが全力で腰をさすってくれて
本当に助かりました
しばらくしてLDRへ自力で移動
手すりをつたって
痛みが強い時には少し休んでを繰り返して
LDRへ到着
LDRへ着くと
着ていた洋服から
病院が用意したガウンに着替えるよう言われ
着替えが終わったら
分娩台に横になるように言われたけど
痛みでお猿さんの反省のスタイルが楽で
そのまま分娩台に両手をついて立ち尽くす
この時LDRには旦那くんと私2人きり
痛みの波がググッと来た時に
破水かと思われるような液体が…
破水かと思って
旦那くんにナースコールを押してもらう
確認してもらったら
どうやら破水ではなく出血…
ここから先はどうやって分娩台に乗ったとか
NSTと同じような機械を
どうやってつけてもらったとか
点滴の針をいつ刺して
いつ点滴を開始したのかとか
全然覚えてませんが
旦那くんが子宮口の開きだけ
出産後まとめて記録してくれてました
19時頃 子宮口2cm
20時頃 子宮口5cm
21時頃 子宮口9cm あと少し
22時頃 子宮口全開
分娩が進んでる間、助産師さんに
いきみかたが上手だね〜
力のかけ方が上手ですごいね〜
と人生で1番
褒められたんじゃないかと思うくらい
褒められながら出産しました
眠いし痛いし必死だし
自分の状況は全然覚えてないですが
いきんでいいよ
って言われる前からいきんでた気がする
それから
いきむたびにじょばっと液体が出る感覚があって
なぜかその感覚が
気になって仕方なかったのだけは覚えてます
痛みに耐えて
赤ちゃんの頭が出かかってる時に
頭が引っかかってしまったようで
お股に挟まってる感覚が…
無駄に冷静に頭の中では
「あ、これ、絶対裂けるやつだ
挟まったままの状態が痛い…
」
」と思ってたら
助産師さんに
「赤ちゃんの頭が引っかかってるから
先生に切開してもらうから
ちょっと待っててね！！！」
って言われたけど
陣痛の波がちょうど来て
待てるはずもなく全力でいきむ私
あ、なんか出た
と思ってたら
赤ちゃんが泣いて
旦那くんが「56分！！」って叫んでた
でも旦那くんが56分ってしか言ってなくて
何時の56分なのかわからなくて
「何時？何時？」ってなってたら
」ってなってたら旦那くんが「10時56分！！」
って言い直してました
赤ちゃんは簡単にタオルで拭かれて
私の胸元へ
生まれた直後に元気に母乳飲んでました
生まれて初めての授乳は
添い乳スタイルでした
なんだか周りがバタバタしている間に
胎盤が出されたり
子宮をお腹の上からグリグリ押されたり
裂けに裂けまくったお腹の中やらお股やらを
麻酔をぢくっ！ぢくっ！と打たれた後に縫われ
処置が終わった後は
家族3人水入らずな時間を
LDRで2時間ちょっと過ごしました
旦那くんは深夜1時半頃一旦帰宅
出産後、高熱が出て出血も多かったようで
次の日のお昼までLDRで過ごすことに…
結果大部屋で過ごしたのは
お昼過ぎから月曜日のお昼頃までの
とても短い時間でした
振り返って旦那くんに話を聞いたら
出産が進んでる間はLDRに
私と旦那くんと助産師さんのみ
NSTの機械に表示された陣痛の痛みの数値は
120を超えたのが最高だったようです
息子が生まれてからお医者さんがLDRに到着
お医者さんがきた頃に
看護師さんも何人か増えたようでした
そして
出産後朝を迎えて
朝ごはんの時間が終わった頃
看護師さんが
「ふらついたり倒れたりする人いるから
無理しなくていいんだけど、
行けそうなら一度
立ってトイレに行ってみようか」
」と促されて立ったところ
血の気が引いたような感覚とふらつきがあって
「ちょっとフラフラします」
」と伝えた後
「病院に来た時から
ずーっとマスクつけたままだから
元の顔色がわからないけど顔色悪そうだね
もうちょっと落ち着いてから
またチャレンジしてみようか」
」と言われてはじめて
出産中ずーっとメガネとマスク
つけっぱなしで出産したことに気づきました
マスクつけっぱなしのまま出産…
出産終わってもしばらくマスクしたまま
出産が進んでる間
何度か水分補給もしてるはずなのですが
なぜかマスクつけっぱなしでした
出産を終えて振り返ってみると
全然余裕なんてありませんでした
他の方の出産レポは細かく書かれていて
わかりやすくて…
私の場合は陣痛が始まってから
眠気が強くて
朦朧としていたのもあると思いますが
なんだか出産中も痛みは感じるものの
夢の中の出来事のようで
すごく不思議な感覚でした
後日母子手帳の記載をみたら
11時間3分のスピード出産で
病院に到着してからは
5時間かからないくらいで
出産を終えていることに驚きました
長くなってしまいましたが
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました
妊活や不妊治療を頑張っているすべての方に
小さな命が宿って
すくすく育ちますように
お腹に宿った大切な小さな命が
無事に元気に生まれてきますように
皆様にとってステキな1年になりますように
