「自分が何であれ、それを認めよう」と決めてはいたものの、やはり「自分のIさんに対する気持ちははストーカーのそれ」と認めるのは私自身もショックな事でした。
まるで時が固まったかのように、心は反応する事を止めています。
しかし、意識は固まった心から離れません。
この固まった心が解れた時、私は何を感じている事でしょう。
Iさんに感じた真意を見る事が出来るでしょうか。
私は何を追って、何から逃げていたのでしょう。
唯一の救いは、自分にストーカーの気質があるのを明確に知っているのは私1人だけという事です。
他人に暴かれる前に自ら暴く事が出来れば、誰にも知られる事はありません。
それだけではありません。
私に女性を追う理由、女性に自分を理解してもらう理由が無くなれば、Kに対して僅かに見せた寄り添い、理解しようとする気持ちを強く持てるようになるかも知れません。
それは明日以降の話になるでしょう。