※最近購入したお気に入り
「赤マグマ」とアイリン手袋とゲームソフト。
赤マグマの迫力に燃え尽くされ、今は燃えカスのコークス状態である。
札幌は雪がチラついて冷え込む日もあるが、そんなときにはGIFTボアブルゾンを着てアイリン手袋をはめれば、寒さも苦にならない。
※近所のスーパーやコンビニに行くときは、カジュアルで着やすくて重宝している。
秋と冬がせめぎあう晩秋、北大構内の紅葉はピークを過ぎた。
「少年よ、大志を抱け!」北大クラーク博士の言葉は、若き羽生少年への時空を超えたメッセージである。
ライトアップされた道庁前広場のイチョウ並木。
"RE_PRAY"の衝撃から約二週間、記憶は薄れるどころか、
「三毒様」や「破滅(クジャ)様の艶(あで)姿が脳に焼き付いて離れない。
羽生選手がフィギュアスケート界に革命をもたらしたことは確実であり、プロとアマの他に、「羽生結弦」というジャンルが加わった。
ショー直後に『NTTドキュメント23「職業羽生結弦」の
矜持』がタイミングよく放送されたので、単独ショー開催のために、彼が想像を超える練習を重ねていることを、多くの人たちが知るきっかけとなった。
羽生結弦という天才がプロ転向後も死に物狂いで努力しているので、「現状維持で良しとするスケーターたち」との差は開く一方だ。
長距離競技に例えれば、すでにトップランナー羽生との差は周回遅れになっている。
棒高跳びで言えば、羽生選手はバーをポールの力なしで跳び超える、超人ハイジャンプ選手のようだ。
ブブカ(棒高跳びの英雄)もびっくり、羽生選手なのである。
単独アイスショーというのは、トライアスロンのようにハードな耐久性を要し、尚かつ、総重量30Kgを超えるカツラや豪華衣装を身に纏いながらも、舞台では優雅に舞い、
見得を切る歌舞伎役者のような芸術性も要求される。
驚異的な身体能力と正確な技術の上に成り立つ「芸術性」、
それは羽生選手のように気が遠くなるような反復訓練と、
修行僧のように自分を律する意志がなければ、到達することのできない険しい「道」である。
従って、どこぞの忖度ジャッジが、簡単に"PCS"として上げ下げできるような、まがい物の「芸術性」ではないのである。
"RE_PRAY"はゲームの世界観をテーマにしたが、ゲーム音楽に関しても目から鱗で、『テトリス』の背景音楽
『コロブチカ』位しか知らなかった自分には新鮮だった。
今回のショーでは"ff9"や『エストポリス伝記2』、
"Undertale"などの音楽がふんだんに使われ、ゲームの効果音と共にショーの構成を盛り上げていた。
中でも、羽生選手の極上スピンスキルが冴えわたる楽曲、
"MEGALOVANIA"にすっかり嵌り、遂にゲームソフトまで買い込んでしまった。
人生の終盤に来て、初のRPGゲームデビューである。
※Undertaleに挑戦しようとケツイした!
しかし、アマプラでソフトを買ったはいいが、Switchの本体が必要とか、ジョイコン(コントローラー)とか、意味が分からずかなり混乱した。
それでも、札幌市内に住む義妹と甥(羽生選手より3歳年上)がアシストしてくれておかげで、一昨日からようやく
ゲームをできるようになった。
"RE_PRAY"をきっかけに、親子間の会話が増えたり、ゲーム好きの友人たちと交流できたというエピをSNS上で多く見かけたが、自分の場合もそうである。
人と人の心を繋ぐメッセンジャー、羽生選手に感謝である。
ゲーム素人の自分にはハードルの高い"Undertale"、未だに
レベル2でウロウロしているが、最終戦にたどり着くまでに、「お前、何回死んだ?」と羽生選手に問われそうである。
※登場人物のキャラも台詞も魅力的、シビアな場面もあるが、レトロな雰囲気がどこか懐かしい。