今朝の朝刊に掲載された、毎日新聞貝塚カメラマンの写真

 

いよいよFaOI宮城が開幕、台風や大雨も何のその、大勢のファンが利府のアリーナに集合したようで胸熱だ。

仙台駅のシーラカンスモナカ販売店には、2時間以上の行列ができたとSNSに幾つも写真が上がっていた。

名古屋のプリンに仙台のモナカ、相変わらず日本の経済をこまめに回す羽生選手である。

 

今朝は毎日新聞が話題になっていたが、ウェブ記事の有料会員なのでPCで記事と写真を見ることができた。

貝塚カメラマンが撮った躍動感あふれる羽生選手の写真は、彼が芸術性に優れていると同時に、最高のアスリートであることを思い出させる。

オコジョやシマナガエなど、大自然や動物の撮影も得意とする貝塚氏だが、この写真は羽生選手が湖面から飛翔するオオハクチョウのようにも見える。

足元に舞い散る氷の細かな欠片は、まるで水しぶきのようだ。

 貝塚氏撮影、北海道のシマナガエ

 

貝塚氏とは対照的に、『婦人画報』7月号に掲載された矢口カメラマンの写真は、羽生選手の内面的な闘志や苦悩と共鳴しているようで、まるで宗教画のように聖なる美しさを纏っている。

 

※電子版『婦人画報』~「スケートは僕の言葉」より

 

今回の写真はすべて3月に行われた『notte stellsta』のもので、鎮魂と震災復興がテーマの特別なショーだったからこそ見せた、

羽生選手の内面だったのかもしれない。

矢口氏も又カメラマンとして、震災には思うところが多々あったようだ。

掲載されている写真はどれもみな哀しいほど美しいので、記事と一緒にぜひ見てほしいと思っている。

 

芸術性と同時にネイチャーや報道写真のスタンスが垣間見える貝塚氏、羽生選手の内面から芸術的な美を引き出すのが得意な矢口氏、カメラマンたちの華麗なる闘いもまた楽しみの一つである。

 

FaOI宮城は初日のライブ放送がないので、みんなのSNSだけが頼りだ。

オープニングの羽生選手はノリノリで4Tを決めたそうだ。

今回は現地に行けないが、日曜日のライビュでは大画面で『if---』を堪能したい。