MTさえあれば・・ フィアット・ブラビッシモ | 欧州車・輸入車・中古車を購入するときに失敗しない99のコツ

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欧州車アドバイザーの井岡です。





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ブラビッシモというと、名前は聞いたことはあるけど、実際に走っているのはみたことがない、という人が多い。

僕も町で走っているのはそんなに見たことはない。


どういうクルマかわからない、名前すら聞いたことがない人のために、簡単にどういうクルマか書いておくと、写真を見てのとおり、Cセグメントハッチバックでプントの上位車種

ティーポベースのクルマの一つ。


クルマ好きからはティーポベースと聞いただけで、「なんだあのプロジェクトのクルマか」なんて言われてそっぽ向かれたりする。

確かに、ランチアとフィアットの間で効率化を目的にベースを共有し派生モデルをたくさん生み出したプロジェクトで、走りに関してこだわりを持ってどうした、という部類のプロジェクトではない。


しかし、そんなプロジェクトであっても、この時代の良いところは、まずクルマが軽いこと。

フィアットというメーカーの特徴、というか、イタリア車の特徴でもあると思うけど、軽い車体で小さなエンジンをしっかり回してきびきび走る、そうするととっても気持ちいい、というものがある。

というか、イタリア車の魅力の大きな一つはそこにあると思う。


だから、そんな効率化を目的に開発された車であっても、MTで走ればかなり楽しい部類のクルマ、のはずだ。


というのも、まず、この楽しさというのが日本人に理解されなかったこともあり、中古市場に流れてくるクルマの絶対数が少なすぎる。


そして、どれだけ頑張って探しても、ATのみ。

MTは出てこない。


これが、クルマ好きにとっては致命的だと思う。


新車時の不人気車でも、中古になると、意外にファンが多く、値段が下がらないこがあるのだけど、MTがないというのはクルマ好きにも、いや、イタリア車好きにも訴えるものがなかった。


残念ながら、絶対数が少ないことと、ATということから、プライスはどうでもいいようなタグでぶら下がってる。


>探すときの注意点

信頼性という点でいうと、大きな問題は抱えていない、乗ってみたくなったら行ってみてもいいクルマ。

ATはアイシン製だし。

それよりも、自分の欲しい色やグレードがそう簡単には出てこないくらい、絶対数が少ない

どこで妥協するか、がポイントではないかな。

>問い合わせ

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