今日も読んでいただき、ありがとうございます。
欧州車アドバイザーの井岡です。
昨日に引き続き、選び方の話をしないクルマです(笑)
プレイステーションのゲーム「グランツーリスモ」シリーズに出演しているから、結構多くの人がクルマ自体は知っているけど、実車を見たことのある人は少ないと思う。
僕も、モーターショーの展示くらいでしか見たことはない。
写真のように、街中に普通に止まっていたらどれだけ目立つだろうか!
グランツーリスモのゲーム中でもそうだったけど、ものすごく扱いにくいクルマで有名。
このクルマ特有というわけではなく、TVR特有なんだけど、リアがフロントよりも柔らかく設定されている。
そして、エンジンのスペックは4L 390ps。
車重はわずか1100kg。
パワーウェイトレシオはなんと3kg/ps!!
それでいて、ABSもトラクションコントロールも付いていない。
エアバックだって付いていない(笑)
相当腕に覚えのあるドライバーでもこのクルマを思うように操るのは難しいと聞く。
0-400のタイムはあのエンツォにも届きそうなくらい、というとパワーウェイトレシオがどうのこうのよりも分かりやすいと思う。
エンツォも個性的だけど、その更に上を行く前衛的なデザイン。
デザインだけでは、一体いつ販売されていたクルマなのかわからない。
(2000年デビュー、2004年まで販売)
この外装色といい、ボディの形状といい、そのスペック、そして獰猛さ。
一般人には馴染みのないクルマではあるけど、そのオーラに引かれるものは大いにある。
カリスマ悪役みたいな(笑)
だからかどうか分からないが、TVRには熱狂的なファンがいる。
新車価格は1000万円前後。
この価格帯のクルマを買える人であれば、選択肢に入れたくなる気持ちは分からなくもない。
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正直なところ、このクルマについていろいろ聞かれても、期待される返事を返せる自信はあんまりないんだけど(笑)それでも、聞いてくれる人はここから メッセージを送ってください。
もちろん、このクルマ以外のことでも、記事の感想だけでも大歓迎です。