GWはいろんなクルマを目撃します  アウトビアンキ・A112 | 欧州車・輸入車・中古車を購入するときに失敗しない99のコツ

欧州車・輸入車・中古車を購入するときに失敗しない99のコツ

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今日も読んでいただき、ありがとうございます。

欧州車アドバイザーの井岡です。





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見たのはアバルトではなかったんだけど。

画像を探すと出てくるのはこっちばっかり。。


好きな人は大好きなクルマ、アウトビアンキ・A112

先に書きますけど、このクルマに関しては、選び方とかはありません。


よく分かっている人はどうぞ行ってください。

でも、アウトビアンキって車の名前?メーカーの名前?どこのクルマ?

という人は、写真を見て、欲しい!!と思ってもちょっと待ってください。


そういう人のために、どこにでも書いていることだけど、どういうクルマなのかちょっとだけ。


イタリアのアウトビアンキという、今はないメーカーのクルマで、1992年にメーカー名が消滅している。

実は、このクルマはランチア・イプシロンのご先祖にあたり、日本にもホットハッチとして輸入され、一部の車好きにはかなり受けが良かった。


デビューは1969年。

なんと、今から40年以上も昔の話だ。

途中でアバルトの人気が出てしまって生産が延長されたこともあって、1985年にランチアY10に後継を譲り終了した。


濃いファンのいるクルマだけど、スペックの数字なんかを見ていても、全然引かれるものはない。

出力も驚きの数値をたたき出しているわけではない。

もっと後の時代のホットハッチと呼ばれるクルマがどれだけ大きなエンジンを積んで速く走るようになったのかがよくわかる。

ミッションだって4MTだし。

4ATではなくて、4MT




でも、シンプルで軽いからこそ、走るのが楽しい、という魅力がある。


軽いといえば、確か車重は650kg程度。

今の軽自動車よりも軽い。


それに、このデザイン。

この時代だからできたデザインではあるけど、だからといって、同時代の他のクルマが、みな一様に魅力的なデザインをしているかというと、そういう訳ではない。

フロントの顔つきが奇抜ではなく、目立たなすぎることもなく、それでいてとてもきれいにまとまった、好感の持てる顔をしている。

ショルダーラインを低くとっている割にそのラインから屋根までの高さもしっかりある。

普通は、ショルダーラインを低くしたら、そのバランスを崩さないよう、屋根の高さも抑え、かっこ良くまとめたりするんだけど、あえてそれをせずに、ガラスの面積を多く取り、空間も広げている。

そして、それが決してデザイン的な失敗をしていない。

リアからみると、そのショルダーラインを挟んで、他のクルマとは少し違うバランスを、非常にうまく活かしたお尻にまとめ、ここにもまた可愛さを演出している。



>問い合わせ

見たことはあったけど、車名は知らなかった、実は興味があって乗ってみたい、なんて思っていた人、もしいたらここから メッセージを送ってください。買い方や乗り方を少しお教えすることができるかもしれません。(というのも、ちょっと断定するところまでの話ができるか自身がないから・笑)

もちろん、このクルマ以外のことでも、記事の感想だけでも大歓迎です。