みなさん、こんにちは。
昨日唇がひきつり、ぴりっと切れてしまいそうな予兆がありました。
バームをぬりぬりしながら、夏真っ盛りと思っていたけど、夏から次の季節へ少しずつ向かっているのだなと思いました。
夏は暑さや湿気との戦いでもありますが、エアコンからの冷えや、
秋のような乾燥を感じる日も、これから少しずつ出てくるのかなと思います。
昨年も、秋にまつわるお話はたくさん書きましたが、乾燥には「潤い」対策が大切です。
これから旬の食べものにも、潤いの力を持った食材がたくさんあります。
今日は、そんな今が旬の「桃」についてお話します。
毎年、この季節になると、スーパーの入り口が桃の香りでいっぱいになり、とても幸せな気持ちになります。
八朔や夏みかんが終わると、スイカや桃、すももやブドウなどが並び、そろそろ梨なども並びはじめています。
果物好きには、たまらなく楽しい季節がやってきました。
果物というと体を冷やすイメージがありますが、桃は温める力が強く、冷えを持つ方でも安心して頂くことができます。
胃腸を冷やさず、労り、元気を生み出すので、夏バテや夏疲れにももってこいの食材です。
気をつけるのは、じゅくじゅくの熱を持ったお肌トラブルのあるとき。
体の中にじめじめが溜まりやすかったり、アレルギー体質の方はタイミングや量に気をつけましょう。
そういうときは、瓜科の「スイカ」がぴったり。
スイカなどの瓜科は、体の中の熱や湿気を逃しつつ、潤いも補給します。
最近は九州産のものだけでなく、時期によって本州の果物も頂けるようになりました♡
長野、山梨、和歌山など、遠くの、本州の名産を頂けるのがとても嬉しいです。
福岡の朝倉など、九州にも美味しい産地はたくさんありますが、
お米と同じに、産地ごとに違った感動があります。
桃には不老長寿や厄除けの力があると古くから信じられ、桃の節句には女性の健康と長寿を願いました。
桃の魔除けのシンボルとして、鬼退治の物語があります。
桃の邪気を払う力で鬼を退治した桃太郎によって、節分の冬から立春の春へ、季節を巡らせる物語です。
詳しいことは、以前ブログにまとめました。
節句には桃以外にも、端午の節句のチマキや菖蒲、七夕の節句の笹の葉などの厄除けアイテムがあります。
言い伝えや逸話を知ると、もっと深く行事や旬を楽しめそうですね。
今日も最後までありがとうございました。