皆さんは「あたりまっせ」というチョコレートを覚えているでしょうか?

開封し、包み紙の裏面に「当たり」が出るともう1個もらえる、夢のようなお菓子でした。

 

子供の駄菓子としては少し高めの50円という設定でしたが、その50円を確実に倍にする方法があったのをご存知でしょうか?

 

通常、「あたりまっせ」化粧箱を開封したまま店舗に陳列されるケースが多く、きれいに箱の中で並べられている。箱の中身がなくなると、お店の店員が新しい化粧箱を未開封のまま陳列棚に並べるのだが、そこが狙い目である!

 

化粧箱の封を切って、左上から2番目のその下にある「あたりまっせ」がなんと、

 

「必ず当たり」

なのである。

 

この法則は、少なくともココ沖縄に入荷するロットに関しては100%適応される法則で、どの店でもタイミングが合えば「当たり」をひくことができる。

 

今思えば、当たり分を差し引いた原価設定じゃないと商売として成り立たないのが分かるが、あの頃はこれで世界を制した気分になり、友達の分を代理購入し当たりを自分がもらうという、いわば、出来レースてきな取引をしていた。

 

今大人になって、大人の複雑なシステムの攻略はほぼ不可能に近いが、できないからこそやってみないとわからない楽しみもある。

と今更ながらに思う。