比較・競わせ・高め合う⑤ | なまけものワーママブログ

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小6・5歳・2歳、男の子3人兄弟のワーママです!
日々の出来事、成長記録、基本自己満ブログですがよろしくお願いします~(*^^*)










口調がキツい、言った言わない問題は

特に落ちどころがないままでしたが、



Aにも、「相談したよ」と伝えまし、

そのときはまだAも、

「いやいや、Bが弱っちぃだけだから

こちらこそごめんね」

という感じで


お互い納得いってなかったかもしれないけど

ずっとチームとしてやっていく人。

だから一応解決、というふうに

なりました。



このあとも、わたしとAは

普通に遊んだりしてましたし、


長男とBも、この件がなかったかのように

また仲良くなり、

学校終わりもよく自主練してましたし

相変わらず一緒に習い事にも

行っていたし、


やっぱり親よりも子どもの方が

ケロッとするもんなんだよな、

と思ってました。




そんなある日、


わたしの姉から

「長男くん、今度一緒に

キャンプに行かない?」

というお誘いがありました。


姉の旦那さんがキャンプが趣味で

家族でよくキャンプに行っています。


わたしが、キャンプが大嫌いなので、

一生、子どもたちを連れて行くことは無い

と姉に話していたからか、



姉の旦那さんが

「もし長男くんが行きたいなら

今度のキャンプ場は

子どもが楽しめそうな場所にするから

一緒に連れていくよ」と

言ってくれたそうです。



きっと長男も喜ぶよ!

ただ、もしその日に試合とかが重なっても

やっぱりキャンプには行けないってことは

できないからねってことを

色々話してから決めさせるね!


と言い、返事を後にしました。




長男も、え!行きたい!

えーでも練習や試合に行けないのはな〜

でもうちはキャンプに行けないしな〜

どうしようかな〜

と、悩みに悩んで、


わたしと旦那が、

「まだ3年生だから、

行くなら今のうちだよ。


高学年になってからの方が

休みにくくなると思うから、

行きたいと思うならいっておいで」


とアドバイスをしたのもあり、

長男はキャンプにいくことになりました。



そして、嫌な予感は的中するもので

キャンプ当日、

本当に試合が重なりました。笑



でも、キャンプは3ヶ月も前から

予約していたものだし、

「行けるのも今のうちだよ」と言ったのも

わたしたちです。



気にせず、楽しんでおいで!と

見送りました。



めちゃくちゃ楽しかった!

本当に行ってよかった!

と言いながら帰ってきた長男。



行かせて良かったと思ったし、

やっぱりたまにはこういう時間も

必要だよね、と思ったのも束の間。




次の試合メンバーに

長男の名前が入っていませんでした。



Bくんの名前は入っているのに。




キャンプを優先したせいなのか、

それともこの試合に長男は

もともと必要ないと思われていたのか

どちらかはわかりませんが、


まぁ仕方ない。


長男の力不足なのは確かだし、

と、旦那とわたしは結構

楽観的に考えていたのですが、


長男は違いました。



次の試合にはいけないよと言ったら

大泣きし、

ご飯を食べるのもやっと。



その日はずっと元気がないまま寝て、

次の日の朝も上の空。


「大丈夫?」と聞くと


「うん。ただ……

キャンプに行かなければよかったかな、

って……」


そう言って、

学校に向かいました。


すごくすごく、

この言葉が悲しくて、重かったです。



行かなければよかったなんて


あんなに楽しそうに嬉しそうに

お土産話しをしてくれたのに。

わたしたちにお土産も買ってきてくれて、

また行きたいなー!と言っていたのに。



わたしの方が辛くて辛くて

仕方なかったです。




何日か長男の元気は戻らず

夜になれば泣くし、


これがきっと

初めての挫折なのだと思い、


わたしとしては

そのまま辞めてほしいとすら思ったけど(笑)

それを勧めるわけにはいかないので、



1日だけ学校を休ませて

2人で息抜きをしにいきました。





この頃、Aに、

「いやー、辛いみたいでさ、

毎日テンション低くて

こっちが参っちゃうよ笑」

というような話をしていました。


Aも、

「まぁしょうがないよね……

コロナ禍もあって、全員連れていけないから

絞らなきゃいけないしね〜」と

普通に話しをしていました。



そして、

役員さんと話す機会があったときに

「あの時のことでめちゃくちゃ

ショック受けてるんですよ〜」

と話したら、



「あ〜、あれでしょ〜。


あれ、コーチのやり方だから、

あまり気にしなくていいよ、って

言うのも変だけど、

あれで長男がどこまで頑張れるか

試してるからさ。」


「もう〜、みんなそれやられてるから!

うちの子も散々やられてさ〜

しょっちゅう泣いて

もう辞める!とかもよく言ってたけどさ、

なんとか6年生まできたよ(笑)」




と、言われました。



そうか、これがそうなのか。


ここで長男がどれだけ頑張れるのか

コーチは見てるのか。



正直すごいムカつくけど(笑)



思惑通りですよ。


長男には効果抜群のやり方です。




絶対にもう、練習は休まないと言い、

学校終わりも自主練をして、

さらに練習に熱をいれる長男。


「もうあんな悔しい思いはしたくない」


「俺はBと一緒に試合に出たい」



どんなにBと比較されようとも

Bのことを一切悪くも言わない。


「Bは上手だから

俺の方が言われて当然」

と言い、


しまいには、


「今日はコーチに

褒められもしなかったし、

怒られもしなかった……

もう、俺の事見てくれてないのかな……」

と、泣き出す始末。笑



ここまでコーチの色に染まるのは

やばいんじゃないかと、

少し焦る親。笑


「マンツーマンでやってるわけじゃ

ないんだからさ、

毎日毎日ひとりひとりにいちいち

指摘してらんないよ(苦笑)」

と言うと


「でも毎日指摘されてる人もいる(泣)」


というような、

こんなめんどくさい日も

どうにか乗り越え、



次の試合、



帯同メンバーに

長男の名前が乗りました泣き笑いキラキラ




やったーー!

嬉しくて泣きそうだーー!

と、喜びを全身で表現していた長男。



わたしと旦那も

ホッと胸を撫で下ろしました。



あんなに頑張って

あんなに追い詰められていたのに

また名前がなかったらどうしよう、


例えそれがコーチのやり方だとしても

次はどうやって励ましていいか

わからなかったから、


本当によかった。泣き笑い




そして、これから、

Aに対して不信感を覚え、

適度な距離で関わっていこうと

そう心から誓った出来事が

起こるのでした。



つづきます。