端午の節句 | Down the fairway

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ゴルフ屋の社長が書くブログ

元旦の節句、桃の節句に続く端午の節句を迎えました。端午の節句のいわれは、次の通りです。
楚の国王の側近に、屈原(くつげん)(前340頃~前278頃)という政治家がいました。詩人でもあった彼は正義感と国を思う情は強く、人々の信望を集めていました。しかし、陰謀によって失脚し国を追われます。その時の想いを歌った長編叙事詩「離騒」は中国文学史上、不朽の名作と言わますが、国の将来に失望した屈原は川に身を投げてしまいました。


楚の国民は、小舟で川に行き太鼓を打って魚を脅し、更にちまきを投げて彼の死体を魚が食べないようにしました。その事が年中行事になり、舳先に竜の首飾りをつけた竜船が競争する行事が生まれ、今日のドラゴンレースの始まりと言われています。筆者は前職時代に、那覇ハーリーというドラゴンレースに参加した経験がありますが、楽しかったですね。本当に良い思い出です。
 

このようなエピソードから、毎年彼の命日である5月5日に供養のための祭が行なわれるようになり、やがて中国全体に広がりました。国と国民に尽くした屈原の政策は、死後も一層人々に惜しまれ、ちまきを川に投げ入れ、国の安泰を祈願する風習に変わって行きました。


ところで端午とは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日の意味で5月に限ったものではありませんでした。しかし、午と五の音が同じことから毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったと伝えられています。

 

また、最近は目にする機会が減りましたが「鯉のぼり」が風物詩の一つに数えられます。中国の竜門山を切り拓いて出来た急流が竜門で、この竜門をさかのぼることが出来た鯉は竜になる、との言い伝えから男子の立身出世を意味するようになり、登竜門の語源となります。

ゴルフ界ではパナソニックレディスで上田桃子と大里桃子によるプレーオフが行われ、郷土の先輩・上田選手に軍配が上がったばかりですが、上田選手と言えば昨年のAIG全英女子OPで獲得した賞金1千万円を熊本県に対し豪雨災害義援金として寄付したことが思い出されま。この勝利はゴルフの神様がそっと後押しした結果かもしれませんね。