タイガーが並んだサム・スニードって、だれ? | Down the fairway

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ZOZOチャンピオンシップで通算82勝目を挙げ「サム・スニードと並んで歴代1位!」と大きく報道されたタイガー・ウッズの偉業。しかし、サム・スニードのことを知らなければ、この記録がいかに偉大なものか判らないと思いますので、今月はサム・スニードについて分かち合いましょう。

 

サム・スニードは、ベン・ホーガン(64勝)・バイロン・ネルソン(52勝)と同じ1912年に誕生。三人で198勝を飾ったのですから正真正銘の黄金世代と言えます。1950年には年間11勝という途方もない勝利を挙げています。マスターズ3勝、全英オープン1勝、全米プロ選手権3勝
に加え、全米オープンは2位が4回と、惜しくも生涯グランドスラムには手が届かなかったものの輝かしい戦績を収めました。


ところで彼は全米女子プロゴルフ協会主催の公式戦で勝利した経歴を持っています。

 

それは1962年、パームビーチのパー3コース(72ホール)で開催されたロイヤル・ポインシアナ・インビテーショナルでの出来事でした。競技は14人の女子プロVSスニードで行われ、2位に5打差をつけて見事に優勝を飾り、LPGA史上で唯一人の公式戦における男性チャンピオンとして名を残すことになりました。彼は前年も参加し3位に終わっていますので、余程このタイトルが欲しかったのでしょうね。

 

最後にスニードから、我々ダッファーへの遺言です。

 

「多くのゴルファーは、あまりにもボールを早く打ちたがって待つことを知らない。たばこの吸い殻やタンポポの花を打つようにスイングすれば良いのだ」

 

と性急なダウンスイングを戒めています。

 

また、

 

「スコアの60%はピンから125ヤード以内で打たれたものである」

 

とし、ショートゲームがいかに大切であるかを説きました。読者の皆さまのスコアアップに繋げれば幸甚。