63歳でゴルフビジネスをスタートさせた男 | Down the fairway

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1919年生まれのイリーは、1968年にバーリントン工業という当時、世界一の規模を誇った繊維工業の会社の社長に就任しました。
そして1973年。バーリントン工業を退職し、南カリフォルニアにワインの醸造所を設立して、周囲をあっと驚かせました。それは全く畑
違いの事業を開始したことに加えて、産地としては二級のレッテルが張られた南カリフォルニアを選んだことに依ります。

当時は、西海岸のワイン産地として、すでにナパが確固たる地位を築いていただけに、なぜわざわざ南カリフォルニアで?と、イリーの決断を疑問視する声が多かったのです。

 

しかし、イリーが非凡な才能を発揮したのは、この”二級の産地”に、オーパス・ワンで知られるロバート・モンダヴィの助手を務めていた
一流のワイン技師を招聘し、成功するまで諦めないという不屈の精神によって、ついに数々の賞を受賞する結果をもたらしました。この受賞により、彼は南カリフォルニア産ワインの評価を一変させてしまったのでした。そして1981年、この醸造所をカナダの会社の譲渡します。


こうしてアパレルとワインビジネスで成功を収めたイリーは、翌年またしても畑違いのゴルフビジネスに参入することを決断しました。

 

この時、63歳。

 

当時、パーシモンからメタルへとヘッドの素材が進化を遂げる中、彼は日本語にすると「大砲」という名前のドライバーを発売し、たちまち市場を席捲しました。
その後も彼の快進撃は止まることを知らず・・・

 

1992年 NY証券取引所に上場。

1996年 ボール市場に参入。

1997年 オデッセイを買収し、総合用品メーカーへ。

 

2001年にこの世を去るまで、彼のモノづくりにかける思いは決して衰えることはありませんでした。

 

この男こそ、父親の親戚にキャロウェイ方式で知られるハンディキャップ算出法を考案したライオネル・キャロウェイ、母親の親戚に球聖
ボビー・ジョーンズという恵まれた家庭環境に育ったイリー・キャロウエイ氏。そう、あのキャロウエイゴルフの創始者です。

 

アパレル・ワインに続いてゴルフビジネスにおいても大成功を収めたイリーの座右の銘は、

 

ENJOY YOUR GAME!

 

でした。
そこにはゴルフというゲームを楽しみなさい、ということのほかに「あなたの人生を楽しみなさい」という意味が込められていたのでした。

 

 

人生100年時代。何歳になっても挑戦する気持ちを持ち続けたいものです。

 

(補)「大砲」と名付けられたドライバーは名器「ビッグ・バーサ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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