楽屋裏話 | シークレット歌劇團0931 ~秘密の夜会へようこそ~

シークレット歌劇團0931 ~秘密の夜会へようこそ~

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すいませ~ん

と言わせたら
右に出るものなし








今や
国際女優












シークレット歌劇團0931の
体脂肪














重珍ノエル。




ノエルさんは
昨年の舞台で
一番の見せ場を
担った。







ティボルトが
涙をこらえ
次の言葉を発するまで
平民は固唾を飲んで
見守る。







ティボルトの
心に寄り添いながら
涙をうかべ見つめる。






ティボルトは
言い知れぬ
悲しみと絶望の中にも
一縷の望みをかけ
次のように呟く。















「こんなとき、
ドラえもんがいてくれたら…」















被せぎみに
ノエルさん演じる
乳母のエマが登場










ぼーくぅ
ドラえもん
です。







平民をがっかりさせる
大事なシーンを
完璧にやり遂げていた。









タイミング
ボリューム
立ち居振舞い














完璧な
パフォーマンス。









我々は
平民の喜怒哀楽を
めちゃくちゃ
揺さぶりながら

自覚させず
平民教育を
推し進め
じんわりと
洗脳してゆく
スタイルを
守り抜いて
ここまで来た。


そうして
平民人口を
ねずみ算式に
増やしてきたのだ。











その立役者として
なくてはならない
女優であるのが
重珍ノエルという
スーパーマイペース
ハイパーアクトレス
なのである













だいたいにおいて
彼女は
キモになる台詞を
3回目の公演で

必ず
噛む。







その処理は
同じ幕に
立つ役者を
翻弄する。




今回、
やってのけたのは






「これはほんの少し眠りにつく
薬の入ったハーブティーですよ」

はい、ここ












芝居の流れでいうと
謎を種明かすシーン、


言うなれば
古畑任三郎が
がちゃがちゃした
現場にひょっこり
現れて皆を制し、
浪々と
ラスト、語りだす
あの辺りだ。





そのきっかけ台詞が
これだったわけで

「奥さま、
これはほんの少し眠りにつく
薬の入ったハーブティーですよ」


ここでノエルさん演じる
乳母のエマはのんびりと
登場し堂々と語りだすのだ


この時エマの動きは
ハーブティーの入った容器を
袖にはけるために
話しながら1度はけて
また出てくる動きをする








ここは
他の役者
全員集合で
エマに注目
平民も
エマに注目















エマがこの瞬間を
リードしているといっても過言ではない。


















それが
あろうことか





おくさま、
これはほんのすこし
ねむりにつ、つく
くつく、く、つ、く、
くし、くす








どうか
なさい
ました







助けようがない
シーンとは
ここを言います。











他の役者は平民に
背を向けており
それをいいことに

一番の驚愕の告白にも
関わらず以下のご様子


















銀河様、
にやにや。
















紅雅様、
おいおい。

















観来さん
おいコラ。




















音羽さん
凝視。






ノエルさんは
その時を振り返り
「もう、にっちもさっちも
いかないなあ、と諦めました
ウフフフフ…





とにかく
ハーブティーなんだよ、
毒薬じゃないんだよ、
て言わないと
らちが明かないなと
いまして(笑)」







おくさま、
これはほんのすこし
ねむりにつ、つく、つく
く、くし、くす
くつく、く、



ハーブティー
ですよ








そうして
何事もなかったかのように
感動のラストシーンへと
移っていったという







必ずこの話が
後日皆で
顔を合わせるたびに
ネタになり


ノエルさんは
得意の


すいませ~ん



でチャラにしたがる。



まったく
この方の
開き直りは
政治家なみ。












政界進出
視野に
入れてます。