千葉県南外房の鴨川へ行って来ました。
自分の体力を考えて宮古島を諦めて行った鴨川。
4時間の運転で(暑さもあり)ヘロヘロになり、到着と同時に昼寝を4時間。
夕食を取って早寝で9時間。
運転と寝てばかりの2泊3日でした。

 

若い頃から超夏男だったんですが、情けないっすね。
でも、露天風呂代わりにうだうだと過ごすプールは気持ちいいです。

それにしても、皆さん、こんなに寝ますか?
肺がんステージ4で4年目。
生きてること自体感謝なんですが、

こんなに寝てばかりいるのはもう永眠が近いんじゃないかと思ったりもします。
逆に、寝ている間に免疫細胞ががん細胞と戦ってくれてるんじゃないかと
期待したりもしています。

去年は石垣島に行きましたが、1年で完全に体力が落ちました。
一番大きな原因が赤血球の減少。

 

去年の6月後半に背骨の放射線治療をやって、

なんとその後、8月の初めに旧友たちと会食をしたんですが、

幹事が悪酔いして私の胸に3発の平手打ち。

がんになる前に大胸筋を相当鍛えていたので、それはなんてことなかったのですが、
その後、背骨に3発飛んできた。
あれはやばかったですね。殴り倒してでもやめさせるべきだった。

その後詫びのひと言もなし。「何も覚えてないんだよ…」

私は長年の友人を一人失いました。

その後背骨の転移が再発し、10月に放射線の再照射となってしまいました。
放射線医は、基本的に再照射はしたくないと言っていたのですが、

背骨が溶けてしまっていたのでもう仕方ないですね。
「背骨への照射はこれが最後です」と言われました。
緩和ケアの段階になったらまた照射しますが、それは考えない方がいいでしょう?

結局、この放射線と12月からの抗がん剤治療(それまでは分子標的薬タグリッソ)の
副作用が重なって、骨髄抑制が起きている。

そのための赤血球減少です。

白血球が減ってないだけ良かったと思うべきかもしれませんね。

でも、何をやっても酸欠状態でキツイですよ。
QOL、めちゃ下がりです。

 

それにしても、ステージ4のがん患者が背骨に放射線治療を受けた後に
背骨をひっぱたくって、どういうことでしょうか。
猪木が気合を入れるイメージだったのかもしれませんが、
完全に想定外のアクシデントでした。

でもでもでも、旅行はきつくても楽しかった。
それだけでも感謝です。
またブログでお会いしましょう!