今日、探しものをしてた。
あまりに無くていろんなところを見ている中で、しまっていた主人の実印を見つけた。
実は、恥ずかしいような話だけれど私も主人も結婚当初、そんな立派な印鑑を使っていなかった。
なのでしばらくはそんな良いものでは無いような印鑑を使い続けていたのだけど、
さすがに良くないだろうと主人が、見るからにご立派と思えるなかなかのお値段の実印をある時作った。
本当に恥ずかしい話なのだけど、
良い年したうちの主人、
とっても満足そうに見ていたのを覚えている
それ、
当然ながらもう効力が無いものとなってしまった。
主人のフルネームで作られた、この彫られた面を見たら思わず泣ける…
見慣れた、何十何年もの間、幾度となく書いて来た、愛しい愛しい大切な人の名前
こういうの、彫り直して使う人もいると言うけれど、とても私にはそれは出来そうに無いから、これは私が死ぬまで持っておく、大切なものとなりました。
せっかく作ったとても良い印鑑、
まだまだ使える、使うはずだったのに…
そう考えながら彫られた面を見ると本当に切なくて、苦しくなる。
だけど、
ここにこうして書き出せたことで、お披露目できたから少し気持ちも軽くなったような気もします😢🥲
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