たまたま年一回の5連休のリフレッシュ休暇を取っていたから、また帰って来ていてくれてた息子。
やっぱりこうなってみると、家族が揃っているだけで心強いし、有り難かった。
でももちろん、それがずっと続けられるはずはなく……
当たり前かもしれないけど、
大事な家族が亡くなっても、そうやって現実の生活は続くわけで、
たった1週間とかくらいで通常の日々に戻ってしまう…
戻って行かなければならないってなかなかツライね。
私は妻だし、
申し訳ないけど、職場に迷惑は掛けているのがわかるけど、とても無理。
もうすぐ帰って行ってしまう長男。
隣の隣の町だけどね。
さくら宅から1時間半くらいの距離ではあるから、全然良い方なんだろうけど。
長女は、
まさかまさかの職場のはからいで、四十九日まで居てくれるという…
あまりに申し訳ない事態になっている。
けど凄い凄い助かるし、心強い。
唯一同居の次女はもう仕事に通ってるけど、
この子はこれで良い。これを誰よりもお父さんが望んでるはずだし。
今回、
さすがに今回はこんな事になって、次女が何でも文句言わず動いてくれる。
思えば亡くなったあと日、次女しか居なくて、それが本当救いだった。
なんせ救急車に一緒に乗って行ったのはさくらじゃない、次女だったから…
相当なショックだし、出来れば避けたい場面ではあったろうし…
これはやっぱり感謝だね。
さくらはと言うと、もう何て表して良いかわからない感情で、タクシーを降りてからヘナヘナしながら駆け寄ってったんだよね、来ていた救急車、警察官やみんなが集まっているところに。
だけど次女は早かった。
さくらを置いて走って駆け寄ってすぐに救急車に乗り込んでくれた。
本当にこれはありがとうだよ。
もしあの日、次女が早番なんかで居なかったら、もうさくらは今よりダメージは酷かったように思う…
ダメージとか言いたくないんだけどさ。
やっぱり、こんな時でもさくらはビビリだったように思う…
ビビリなのか、信じられなくて受け止めたくないからやはり見れなかった、見たくなかったのか、思い出すのも悲し過ぎて嫌だけど、でも思い出してあげるのも家族しかないしね。
だけど
本当に綺麗な綺麗な遺体で、それは救いだったなぁ。
傷だらけならもう辛すぎるもんね。
息子が帰ったら、
目の前で姿を見れないからやっぱり不安が発生する。
こうなってしまったから、余計にそう。
だって、
いつ何が起こるかわからない。
一寸先はわからないんだ…と言うことを本当に知ってしまったから。
信じるしかないし、
祈るしかないような事なんだけどね。
残された家族4人が、
どうかまだまだ元気で生きて行けますように。お父さん、必ず見ててね。
お父さんには凄く凄く会いたいけど、
それはまだ先だからね、待っててね。