超遅筆な脚本家率いる若手劇団「第六十三小隊」。
勝負をかけた公演を二週間後に控えながら
台本が1ページも無いという危機に瀕していた。
瀬戸際の雰囲気漂う稽古場…
何の奇跡か、劇団員の1人が「タイムマシン」を発見!
劇団員達は早速、その「タイムマシン」を使った
起死回生の策を思いつく。
それは…
「稽古最終日まで行って、完成している台本を取ってくる」
というものだった!
開演前日、さらに先の未来も巻き込んでの
みみっちくも壮大な時間移動SFコメディ!!!
22日の晩
アガリスクエンターテイメントさんの
『時をかける稽古場2.0』(2時間10分)
観て来ました。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
2014年の初演版は
同年中に観た舞台の中で
私自身にとっての確かナンバーワンだった作品。
でぇ、今回、再演ではなく
リブート(=仕切り直しの再起動)と聞いて
期待半分・不安半分で駅前劇場の舞台に臨みました。
個人的には『毒婦二景』での「阿部定」役以来となる
ハマカワフミエさん(☜和服の似合う美人女優さんデス)
そして、もうお一方、矢吹ジャンプさん以外は
2014初演時と同じキャスト(かなぁ?)。
「タイムマシン」で時空を移動する際の
この芝居ではお馴染みの演出
暗転・暗転・また暗転の中
大まかなストーリーも・笑いどころのポイントも
瞬時に蘇ります。
2時間10分の上演時間中
懐かしさ半分・クスクス笑い半分で過ごさせてもらいました。
でぇ、初演『時かけ』経験者だけに
さすがに今回は
不意を突かれ、腹を抱えて大爆笑!
とまではいきませんでしたが
リブート版
登場人物による、観客の情感に訴求するセリフが
初演時に比べて、より胸に迫ってきたように感じました。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
観劇後
今回もまた、チケット代以上の満足感に浸ることが出来ました。
初演時に買ったTシャツの長持ち具合に味を占めて
お礼代わりに、またもオリジナルTシャツを!
5年後?
(☝未来からやってきた登場人物達の属する「時制」のうちの一つ)
の再リブート作品を観に行く際には
是非コレを着て、伺いたいと存じます。