ある日の大工さん。
養生板に差し金を当てて、何かを真剣に計っています。
よく見ると、板にはこんな図形が…
はい。
廻り階段の段板の割り付け図(原寸)です。
①から⑥に向けて左回りに上っていく階段を作っているところです。
一般的な階段は、真上から見た時に上の段と下の段の踏板が重なり合う部分があります。
二本平行に描かれた線は、その重なっている部分です。
図に記した赤い矢印は、廻りの中心に来る柱の位置。
つまりこれです
板に描かれたワイルドな図だけど、ガチでリアルな原寸図。
踏み板をしっかり固定するために、ノミで柱を彫り込むときにも、コイツが頼りになります。
大工さんって、パタンナーもできちゃうんだ
そして階段が完成
きれいなお仕事の前には、しっかりとした計画と下準備がありました
こちらはタイルやさん。
ぶつぶつ数字を唱えながら、タイルを梱包している箱に何か書き込んでいます。
手元を覗いてみると
タイル割りつけ図
こちらもかなりワイルド且つ緻密です。
いいお仕事は、計画と準備…
べっ、勉強になりました
Iさ~ん、もうすぐお家が完成します。
しっかり丁寧に仕上げていますので、楽しみにお待ちくださいね。
スタッフ長谷川 現場リポートでした