9月11日に紹介しました、お月見の和菓子の記事で使った 津軽金山焼(つがるかなやまやき)の茶碗です。
底(見込み)に偶然現れた、丸い景色が闇夜の満月のようです。
毎年この季節に出してきて使っています。
今日、十五夜なので今日の一服はこの茶碗でお茶をいただきます。

津軽金山焼は青森県五所川原のリンゴ畑のど真ん中にある、備前系の陶器を焼く窯元です。
周辺に窯業地はないので、独立系窯元と言えます。
歴史は浅いのですが、多種多様な日常の生活の器を作っています。

満月が光っています。個性的な茶碗です。
生活の器が中心で、茶の湯 茶道で用いる茶陶は、ほとんど作られてはいませんが、もっと作陶してほしいな。

どういう火のあたり方をしたのか、知りたい造形です。
右側から火があたったのかな。

高台まわりもきれいに整っています。
青森県は窯元が少ないので、頑張ってほしいです。