お葬式:息子編 | 自閉症の息子と生きてみた(≧∇≦)

自閉症の息子と生きてみた(≧∇≦)

広汎性発達障害の息子と、八ヶ岳山麓で暮らしています。音楽を仕事にし、主人はずっと海外住みなので、ほぼシングルマザーです。嵐、ニノ、にのあいをこよなく愛しています♡2024年4月〜子宮体癌闘病中。

おはよーございまぁす
ただいまーみんなイイ子に待っててくれたぁ!?
やっと、ほぼ通常生活に戻りましたっ
祖父が亡くなったのが13日深夜。
それから4日間、田舎のお葬式行事は、立派だったあせる
まずは、自閉症の息子がどうやってお通夜、お葬式を乗り切ったかを書きますね

実際、息子はほとんど普通の子と見間違うかのように安定していました音譜合格

息子たち、「故人の曾孫」は12人!!上は19歳から下は小学校1年生まで…ほぼ中高生です
まだ生きてる祖母なんて、あと少し生きれば玄孫(やしゃご)まで見れそうです
…で、その中に「うまく紛れ込んでいました…息子
…必要以外の会話はないけれど、なんとなく、他の曾孫たちの側にいましたニコニコ

いつもはDSのソフト…障害を持つ子のためのソフト(あのねDS)…にスケジュールを書き込んで、それを頼りに過ごすのですが、お葬式関連は、息子には(私にも)言葉が難しすぎて、なんのこっちゃ分からんので、今回は使いませんでした。

その代わり、まず私自身が4日間のスケジュールを頭に入れましたチョキ
…念のため、スマホにもスケジュール画像を撮っておきました…
そして、その中から食事に関する、時間や場所、ちょっとした内容だけを、1日ぶんづつ息子に伝えました
なぜなら、息子は食べることが大~好きラブラブだからです
そして、「その他の儀式、場所、時間」については、息子に聞かれるたびに、私の脳内の引き出しから、出して伝えていきました

そしたら、大成功!!
2回ほど、緊張のためにトイレに行きましたが(それも、ひとりでソッと立ってトイレに行き、スッと戻ってきました)、それ以外は普通の子でしたあ、トイレの場所は、もちろん最初に教えておきましたよチョキ

とくに、昨日、お葬式が終わり、近い親族だけで、お寺に御礼参りとお経に行った時は、私も、その行事を知らなかったため、何をするか全く分かりませんでしたが…
親族が順番に御線香を立てる時、
息子は、自分の順番が来るとスッと立ち、歩いて仏様の前に行き、一礼。御線香を立てて、また一礼。そしてスッと自分の席に戻りました…ひとりで。
息子の障害を、そこにいる全員の親族が知っていましたので、全員で「息子は大丈夫か」を見守っていましたが、息子は滞りなく役目を終えました

お寺を出た後、親戚中から拍手と「よくやった、○○!!←名前」という言葉を頂き、息子ご満悦

当然、私も感動した!

最後に、エピソードをひとつ。
私は、その事をその時まで知らなかったのですが、告別式などのホールから火葬場まで、火葬場からホールまで、「祖父のお骨(帰り)、写真、位牌など大切なモノ」を私の車で、運びましたクローバー
チッ、知ってたら車をキレイにしといたのに(心の声汗)。
…ん⁉︎運転する私の隣りには息子。息子は、「こだわりCDの音色」がないと車に乗らない。

つまり…

位牌、お骨、写真など大切なものを乗せた車が出発する時、また運転中、流れていたCDは「ウラアラマニア」しかも、順番的に、またStill…からSnowflakeでしたあせる

の曲と共に、故人は旅立っていきました