【オーストラリア】ウラン最大輸出国から転落も、非公開報告が警告 | フィット hid、カプチーノ hid

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豪官民合同審議会のウラニウム・カウンシル(UC)が、オーストラリアはウランの輸出制限を続ける限りウラン輸出が伸びず、カザフスタンやカナダに抜かれ、ウラン輸出最大国の地位から滑り落ちる可能性があると警告していることが分かった。流出した非公開報告書の中で明らかになった。世界のウラン埋蔵量の33%がオーストラリアにあり、関係企業はウラン産業のさらなる推進を連邦政府に求めていくとみられる。19日付オーストラリアンが報じた。
 同報告書でUCはオーストラリアのウラン産業の問題として、従来から資源産業全体で指摘されてきたコスト高に加え、不必要かつ重複した環境評価の手続き、ウラン輸出港の制限、ウランに対する一般の誤った理解などを指摘している。またUCは、福島第一原発の災害でウランの需要が減っても、アジアには原子力発電所の設置を進める国家が増えており、長期的にはウランの需要は安定するとした。
 現在、地元民などの反対で、オーストラリアでウランの輸出が可能な港は、南オーストラリア(SA)州のアデレードと北部準州(NT)のダーウィンに限定されており、ウラン採掘業者は高い費用を払って、それらの港までウランを輸送しているが、UCは、「積み出し港の問題で、ウランを必要とする国はより安く安定供給可能な国に向かうだろう」としている。
 非公開報告書はUCが作成し、エネルギー・資源産業に関する官民合同の「エネルギーと資源に関する常任審議会(SCER)」に提出されたもので、通常は非公開だがオーストラリアン紙が入手した。
 SCERはハワード保守連合政権時代の2007年に設立され、ウラン採掘企業や、連邦・SA州・NT・西オーストラリア(WA)州の各政府代表、先住民土地団体のノーザン・ランド・カウンシルで構成されており、10月にウラン採掘許可に踏み切ったクイーンズランド州政府や、ウラン探鉱を認めたニューサウスウェールズ州政府もSCERへの参加が期待されている。
 UCの報告書が流出したことについて、ファーガソン資源相は、「審議会の報告書が公開されるのは普通ではない。自分はSCERの議長だが、審議会の議決を経ずに報告書を公開することはない」と述べた。
 
 ■業界の反発?
 
 連邦政府のバーク環境相は18日、ウラン生産会社トロ・エナジーがWA州ウィルナに所有するウラン鉱の環境評価について、結論を出すにはさらに情報が必要だとして、最長で2013年3月末まで延期すると発表した。
 トロ・エナジーのホール社長は、「18日に連邦政府の環境評価の結果が出るものと期待していた。(決定には)とても驚き、落胆している。環境省からは何度もこれ以上の情報は必要ないとの助言を受けてきた」と述べた。
 WA州政府は先に3年に及ぶ環境評価を終え、10月に同社のウラン採掘を許可したが、ウランを輸出するにはさらに連邦政府の環境評価の決定を必要としている。

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