山梨唯一のプレイバック・シアターカンパニーぶどうの樹代表のみかっちぃです。


山梨は連日の猛暑です(>_<)

冷房のきいた車の中で、iPhoneナビを使っていたら、急にナビが止まったので何かと思ったら、「iPhoneを冷やす必要があります!」と表示されました(゚Д゚)

冷房のきいた車内でも、熱くなってしまうなんて、山梨はだいぶ酷暑なんですね(´Д`)



さて、プレイバック・シアターのコンダクター(進行役)は、テラー(語り手)が、話したいことが何も浮かんでないと言ってもなぜ困らないのか?

と言われたことがあります。


他の手法のワークショップに参加した人が、何も話すことがないと言われて、進行役の人は困ってたけど、プレイバック・シアターのコンダクター(進行役)は困らないから、不思議に思ったんだそうです。


確かに、何も話すことがないと言われても困らないですね(^^;;

というか、あの場面のこれが見たい!とはっきり決めてるテラー(語り手)の方が少ないように思います。

なんとなくぼんやりポツポツと話してるうちに、ある一場面になっていく感じです。

もちろん、一場面でないこともあります。

でも、それでも全然構わないのです。


プレイバック・シアターは自主性を尊重しています。

なので、テラーが話したくないことを強要することはありません。

話せるとところまで話してくれればそれで充分なのです。


そして、プレイバック・シアターのいい所は、テラーが具体的なことを何も語らなくても演じられるということです。

テラーのストーリーのエッセンスだけ抽出して、表現すればいいのです。

本質的なものさえちゃんと捉えていれば、何も問題ありません。


プレイバック・シアターは表現の幅が広いですね。


プレイバック・シアターは、テラー(語り手)が語ってくれないとストーリーを演じることが出来ないので、何も話してもらわなけば実際には困るのですが、テラーが何も語らなかったなんてことは、今まで15年近くプレイバック・シアターをしていて一度もありません(^^;;


これは聞いた話ですが、老人ホームでのプレイバック・シアターのパフォーマンスで、テラーとして手を挙げた人が、あんたらは、私の協力がないと出来ないみたいで可哀想だから、手を挙げた、という心優しいおばあさんがいたそうです(笑)


そう、プレイバック・シアターは、どんなに頑張ってもコンダクター(進行役)一人では場を作れないのです。


参加者がいるから、場を作れるし、その日の参加者によって違う場になります。

なので、同じ場は二度とないでしょう。

でも、深い分かち合いの場だということは、どんな参加者であっても変わりません。