みなさん、こんにちは。
先日、臨床心理士の資格認定試験がビッグサイトで行われたようですね。
私の職場の新卒で入られた方も受験されていました。
それと同時に、ついに来てしまいました。
臨床心理士の資格更新。
いやぁ〜。もう資格を取得して5年経つわけですね。
臨床心理士を目指した頃から、この資格更新制度は調べて、知っていたわけですが、
実際、我が身として資格更新する立場になると、感慨深いものがあります。
今まで、資格更新について資格を取得した当初から、具体的な方法や準備について調べてみたのですが、
そのようなサイト記事はありませんでした。
以前の私のような、迷える子羊を救うべく、実際に送られてきた書類を示しながら、
どんな準備が必要なのかなどをまとめてみたいと思います。
まず、関係書類が送られてくる時期ですが、
更新前年度の10月頃に送られてきます。
私の場合、2019年4月1日が更新日になるわけですが、2018年10月中に更新に必要な書類が資格認定協会から送られてくるわけです。
そして、資格更新手続きのための受付期間は、当年10月1日から次年1月31日までです。
結果については、2月1日から順次お知らせがあるようです。
次に、送られてくる関係書類は下記のとおりです。
①資格更新手続要項
②資格更新手続書
③継続研修機会実績報告一覧表
④払込取扱票
⑤資格更新登録カード
⑥返信用封筒
⑦教育研修機会一覧
⑧Q&A
となります。
写真付きで、詳しく見ていきましょう。
①資格更新手続要項
資格更新に必要な情報がまとめてある冊子です。
かなり具体的に書かれているので、これさえあれば更新になんら問題はないと思います。
②資格更新手続書
資格更新をする人の情報を記入する書類です。
臨床心理士番号のほか、住所や勤務先などを記入するものになります。
③継続研修機会実績報告一覧表
この表に、自身が参加した研修会や学会、ワークショップなどを記入します。
この時、⑦「教育研修機会一覧」に該当する研修会や学会コードが書かれていますので、参照してください。
3群以上にわたってポイントを取得しなければならないという縛りがあるのを
聞いたことがある方もいるかもしれませんが、
具体的には、
(1)資格認定協会が主催する「研修会」・「心の健康会議」への参加
(2)日本臨床心理士会や都道府県臨床心理士会が主催する「研修会」への参加
(1)、(2)を含み
(3)協会が認める関連学会での諸活動の参加
(4)協会が認めるワークショップ・研修会への参加
(5)協会が認めるスーパーヴァイジー経験
(6)協会が認める著書の出版
これら6つの領域で、15ポイントを得なければなりません。
ポイントは、基本的に受講者として参加した場合には2ポイント、
口頭発表や事例発表などを行った場合には4ポイントとなっており、その他、詳細に取り決めがなされています。
④払込取扱票
更新手続料は20,000円になります。
郵便振替またはみずほ銀行の口座指定となっています。
⑤資格更新登録カード
ハガキ大の用紙に住所・氏名のほか、顔写真(縦3.5cm/横2.5cm)、
裏面に更新手続料の送金控えのコピーを添付します。
⑥返信用封筒
封筒に必要書類を封入し、簡易書留で送付します。
⑦教育研修機会一覧
研修会や学会、ワークショップなどのコードが書かれている冊子になります。
⑧Q&A
よくある質問が書かれた冊子です。
以上が送られてくる書類です。
ここからは、
返信しないといけない書類ですが、
②資格更新手続書
③継続研修機会実績報告一覧表
⑤資格更新登録カード
に加えて、
⑨継続研修記録簿
自身が参加した研修会や学会、ワークショップの証明書や領収書等のコピーを任意の用紙に添付したものです。
実は私、ほとんどの証明書や領収書を紛失してしまったわけなのですが、Q&Aを読んで、紛失してしまった場合には、報告一覧表に「紛失」・「参加証をもらっていない」と付箋書きしてくださいと書いてありました。
まじ、めんどくさ
正直、助かりましたww
次回の更新時には、必ず書類を揃えておこうと思います。
⑩現資格登録カード
現在、持っている臨床心理士の資格証明カードです。
一旦返却し、更新が無事終了したら、新しい登録カードが送られてくるようです。
これらが必要になります。
期日までにきちんと払込をして、必要書類を揃え、簡易書留で送付します♬
長くなりましたが、以上が臨床心理士資格更新時の必要な手続きになります。
更新される方々や更新に不安を抱えている新人臨床心理士の皆さまの半永久的なマニュアルになれば、幸いです♬
ポイント
①更新手続きの期限は書類が送られてきた年の次年1月いっぱい。更新手数料は20,000円。
②継続研修機会実績報告一覧を書くのは骨が折れる。証明書とかはなくても大丈夫だけど、あったほうがいろいろと楽。
③現在持っている登録カードは返却する。同じサイズの写真を添付する用紙もある。
④簡易書留で送付する。
⑤正直、面倒くさい。
⑥手数料、なんでそんなにするの??
それでは、また!!
本当の専門家なら・・・
自分たちの専門性が果たして社会の役に立っているのか、
そしてどのような批判があるのかまで知った上で、心理臨床を行う必要があるでしょう。
「心の専門家はいらない」では、心理士・師なら耳が痛い批判をたくさん聞けます。
もう廃版なようなので、中古品で購入するしかなさそうですね・・・
初心に戻って勉強しなおすなら・・・
やはり「徹底テキスト」ですね。
医療領域で働く心理職に・・・
オススメしたいのが、笠原嘉先生の
「精神科における予診・初診・初期治療」ですね。
要点がよくまとまっていて、非常に読み易い1冊です。