6月に映画『怪物』を観てから

 

 

私の中で、今さらですが
脚本家の坂本裕二さんすごい…となって。

私はあまりドラマを見てこなかったのですが、
そういえば大好きだった
『大豆田とわ子と三人の夫』は
坂本さん脚本だったんだ!と知り

 

 



他にも見てみたいなぁと思って
Amazonプライムで見た
『カルテット』もとても好みで

 


そう思っていたところに13年前の
『mother』に関する話題に
別のところで2回接したので、
もうこれはお盆休みに見よう!と
3日間で一気に見ました。

 

 


『mother』は当時5歳だった
芦田愛菜ちゃんの演技が
話題になりましたよね。

芦田愛菜ちゃんの役名が
当時2歳だった私の娘と同じだったので、
気にはなりつつも、
まだまだ寝かしつけが必要だったこの時期に
ドラマを見る余裕はなかったのですよね。

夫と息子が帰省して
ゆっくりしているこの間に
一気見しよう!と
Huluに登録しました。

 


いやね、このドラマも
ほんとすごかった。

『怪物』を観たときに、
映画が終わっても
圧倒されてなかなか席を立てなかったのと
同じ感覚でしたね。

筋書の面白さ、
心に刺さるセリフ、
描写の細やかさ、
芦田愛菜ちゃんの存在感、
松雪さんの美しさ、
「母」であり、「母の子」である
自分への問いかけ…

いやもう何なんだ、これは。
泣きすぎて目が腫れて大変でした。

このドラマを見るきっかけのひとつに
先日行った、児童虐待防止の
活動をされている方のインタビューがあるのですが、
その方はご自身も虐待を受けて育ったのに、
「母のことは責めてほしくない」と
おっしゃっていました。

もちろん虐待は許されることではないけれど…

このドラマでも、
虐待をしてしまう母親側の背景も
細やかに描かれていて、
自分も何か少し状況が狂えば
そちら側へ行っていたのかもと
思わせる描写だったのですよね。

 


生みの親と育ての親の心境。

親と子の立場を行き来する自分。 

親になることへの恐怖。

同じ親の元に生れた兄弟の絆と嫉妬。

なんかもうすごいんよ。
登場人物みんなを
いろいろな角度から描いていて
ほんと坂本さんって
天才なのだなぁと思いました。
(そんなのみんな知ってる)

 

母であり、子である自分も
未だに母との関係で
揺さぶられ続けていますが、
このドラマを見て
それもしょうがないのかなぁと
思えましたね。

それほど、母親という存在は
大きいのですね。

母性神話を別の角度から
丁寧に描いたこのドラマは
全く古さを感じさせませんね。


それにしても当時5歳の
芦田愛菜ちゃん。
びっくりするほど可愛くて聡明。

現在、知性の塊のような存在として
多くの人の尊敬を集めている女優さんの
幼少期はこういう感じなのかぁと
納得ですよね。

彼女も、もう立派な女性に成長したので、
最後に20歳になった

愛菜ちゃん設定の子の手元だけ
映るのですが…
ここ今の愛菜ちゃんで差し替えてほしい。

こんな立派になった継美の姿を見たら
松雪さん演じる
奈緒は嬉しくてたまらないだろうなぁと
私の中の
ドラマと現実がぐちゃぐちゃになるくらい
すごいドラマでしたよ。

Huluは1カ月無料で登録できるし、
お時間あるかたはぜひ見て。
ぜひっ!
 

 

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ココロ ツムグ研究所かげいろは

栃木県宇都宮市で

取材執筆業を中心に

「お客様の人生のストーリーを紡ぐ」ことを
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