こんにちは!
柏市のやぎはし整体院、整体師の泉谷です。
今日は若い方にも多いO脚膝について書いていきます。
O脚とは、
左右の足をくっつけて立っている状態で左右の膝が離れてしまい、両脚の間にアルファベットのOのような空間が出来てしまいます。
若い女性にも多く見られ、痛みは無いけれど見た目が気になる!という方が多いです。
ちなみに、「O脚 原因」で調べてみると内側の太ももの筋肉が硬くなって骨を引っ張っているのが原因だ。
と書いてあることが多いですが、O脚の原因はそんなに単純ではありません。
むしろ筋肉が硬いのは結果であることが多く、筋肉を硬くしてしまっている原因が他にあるケースがほとんどです。
その原因として考えられるものを簡単に挙げると、
筋膜、腱、関節包(関節を包む膜)、靭帯、滑液包(関節の近くにあり摩擦を減らす役割)、関節の動き、など。
O脚の人が10人居たら、原因は10通りあるかも知れません。
さらに、「筋肉に引っ張られて骨が曲がる」ような書き方をされている場合もありますが、骨が曲がるというより、骨がズレるという表現が正しいと考えます。
特に膝関節の下にある脛骨(けいこつ)という骨が重要です。
これは右側の膝関節のレントゲン写真です。
真ん中の隙間が膝関節、その上の大きな骨が大腿骨(だいたいこつ)、その下の大きな骨が脛骨、左側の細い骨が腓骨(ひこつ)です。
この脛骨が外側へ傾いてしまう人が多く、外に傾くとそれだけ膝関節の隙間が広がり、O脚となります。
脛骨と大腿骨にズレが生じるため、これらを繋いでいる靭帯や間にある半月板にストレスがかかり、痛みの原因となります。
さらに脛骨が外側に傾いた状態で体重をかけると、膝関節の内側に荷重がかかります。これが将来、変形性膝関節症で内側の軟骨がすり減ってしまう理由と考えられます。
上の方の写真では右側の足の脛骨が外側に傾いています。
くり返しになりますが、この脛骨が外側に傾く原因が色々と考えられます。
その原因を探して解決していくという作業が必要になります。
現在、O脚だけれども症状が出ていないという方でも、その状態で生活していると、将来「変形性膝関節症」となるリスクが高い状態です。
早い段階で脛骨のズレを修正して、膝関節の真ん中に体重がかかるように調整することで、将来膝関節を痛めるリスクを減らすことが出来ます。
O脚で悩まれている方だけでなく膝関節痛で悩まれている方もぜひご相談ください。
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