ジリツ支援は自分で | 会社員でも簡単にできるビジネスの「本質レシピ」

会社員でも簡単にできるビジネスの「本質レシピ」

人間には可能性がある。いつからでも誰でも人生は変わる。ブログを通してメッセージを伝えたい。

これからの時代、を生き抜く為には"自立"していく必要があります。

自立といっても、金銭的自立という、世間一般的なものではなくて、

僕が言う"ジリツ"とは後で詳しく説明しますが、

この"ジリツ"できるかできないかは、今までどれだけ失敗をして、どれだけ、自分でケツを拭いてきたかを、見れば、

自ずと答えがでます。













サトシくんとヒカルくんはいつものように、
幼稚園の園庭で楽しく遊んでいました。


砂場の泥を固めて遊んでいました。


サトシくん
「きゃあはははは。何やってんだよ」


ヒカルくん
「それ、かして〜。きゃあははは。」



お迎えに行った母親達は
安心して子供らが遊ぶのをいつもと変わらぬ眼差しで見ていました。

実際は見ていたというよりは、意識はママ友の会話に夢中。


その時、です。


ヒカルくんが突然号泣し始めました。

「うわぇぇぇん!!うわぇぇぇん!」


ヒカルくんの顔を見ると顔面中に泥がみっちりついていました。

顔の穴という穴に泥が入ってヒカルくんも何がなんだかわからない状況で、
とにかく泣いているという感じ。


ヒカルくんに駆け寄る母親達、

被害を加えた、サトシくんのお母さんは顔面蒼白、、


焦ったサトシくんのお母さんは、その場でヒカルくんの応急処置をして、ヒカルくんのお母さん、にとりあえず、謝り倒しました。

よくよくサトシくんから話をきいたら
いつもは上手にできている泥固めが、今日はなぜかできなかった。少し苛立っていたサトシくんを横から、ヒカルくんが笑ったそうなのです。

そのタイミングでサトシくんの苛立ちメーターがピークに達して、スコップに入っていた泥をヒカルくん投げてしまったというわけです。

サトシくん母親
「本当、すみませんでした、なんていったらいいのか、、ほら、サトシもちゃんと謝りなさい!!」

サトシくん
「・・・」(無言)


サトシくん母親
「サトシ、ヒカルくんにちゃんと謝りなさい!」

サトシくん
「・・・」(無言)


「サトシに変わって、謝ります。すみませんでした。うちの子のしつけに問題があったはずです。」






ここまでは、よくある話。


しかし、サトシくんの母親はこの後、サトシくんが大人になるまで、

サトシが失敗した時(ターニングポイント)に出てきては
サトシくんの

"ケツを拭く"=失敗させない

自分のチカラで解決させないという、
ことを繰り返しました。




親としては子の成長を阻害することを、し続けることになります。

親の心配する気持ちは、僕もよく分かります。しかし、
信頼してほっとく、

これをしなければ、ジリツはできません。

信頼しているから、ほっとけるのであって、

ケツを拭くという作業は、親としてはある程度の年齢になると、やめなければいけません。


この場合、サトシくんは、


ジリツ心がない大人になり、自分で考えて、物事を判断して、自分で責任をとることができない。


という、とても、悲しい大人になる可能性があります。

だいたいの人は、ここまでしか考えません。


ここで、大事なのはそんな親になったら、子が成長しない、という単純な話ではなくて、


このケースで言うと、サトシくん自体が、自分が成長できない、人生がうまくいかないのは、親の
せいだ、となってしまうことです。


もちろん、この環境なら多少は仕方ないかもしれませんが、


自分自身がジリツしていないのは、そんな環境や親のせいにしてしまっている、

自分の弱さなんだということに気付くことです。


今回、サトシくんは親がいつも失敗させてくれないからジリツできなかったと気付いたとしましょう。

だとしたら、この後、自分はどうするべきなのか?

この問いに対して、自分で答えを出して、行動できるかどうか、

わかってるのにならない、というのが1番の悪です。


今後、ビジネスで成功していく人間か、
あるいは、淘汰されていく人間かになるのは、最初は"微差"でしかないのです。