私、ビザを取りに行ったの初めてだったんですが、
J1ビザ取得には面接があります。
これまでは観光ビザで、しかも会社が取ってくれてたからね~
アメリカ大使館(東京)か、領事館(大阪)に行って、とる。
書類を出してはんこ押して終わり、ならラクなのだけれど、
入国の目的とか滞在期間とか聞かれるので、
きちんと準備していかないといけません。
「聞かれたことに答えればいいだけでしょ?
それなら準備なんてイラナイじゃないのっ(怒)」
と思っているアナタ、そうではないのですよー
ま、何を隠そう私もそう思ってたのですが。
移民大国、不法滞在大国アメリカとしては、
「目的のない人間がめちゃくちゃ流入しちゃってる」わけで、
正しい目的のもと、正しい期間の申請をしていただかないと受け入れません、
とのことで、
申請書類をもとにいくつかの質問をされます。
Jビザ(研修生ビザ)にも、こてを言ったら「秒殺!」のNGワードがあります。
以下の回答は全てNG!
1: 働きに行くのですか? → はい
2: アメリカに知り合いがいますか? → はい
それは異性ですか? → はい
3: 研修後、どうするのですか? → 向こうで就労ビザとれたらいいな
4: 日本でどんな仕事してました? → マネージャー系(管理職)やったことあります/
今回行く会社とは全然違う仕事でした
5: 採用面接は英語?日本語?
現地企業の指導者は日本人?
現地企業の会社の公用語は日本語?
などなどの現地の日本に関する質問 → 日本語、日本人という回答
6: アメリカに語学留学したことがありますか? → (観光ビザで入国) はい
このあたりでしょうか。
このビザでアメリカに行く人は、
あくまで現在の仕事では活躍の範囲が限られていて、
アメリカで「世界一のビジネスを学び」、
日本に帰ってきてさらなる活躍をする目的でなければならない、とういことで、
それにそぐわない回答は一発却下なのだそう。
だから、向こうに友達がいまーす、ということをにおわせた瞬間に却下、
(異性の友達=彼氏彼女だと思われ、不法滞在のにおいプンプンなので)
日本では結構えらかったでーす、という方も却下、
(じゃあ日本で活躍しろよ、ってことで)
観光ビザで3ヶ月以内の滞在で語学学校とかに通った人も却下。
(ただしいビザの取り方してないじゃないか!)
なのね。
注意しなければいけないのが、「言い間違い不可」なので、
日本人にありがちな、「なんて言ってるか分からなかったからテキトーに答えた」も
キケン。
あとから「あ、友達いないのー」って言ってもウソにしか聞こえないもんね。
面接は、東京はほぼ間違いなく英語、
大阪はときどき日本語、ときどき英語、なんだって。
私のように両方の地域の間にすんでる恵まれた人間はどちらでもいいのだが、
「大阪に行って英語だったときの凹みっぷりを考えたら、最初から英語で面接したほうがいい」と
思い、私は東京に行って来ました。
私のような英語未熟人間でも、
「英語の発音やスピードについては問われない」と聞いて、安心できました。
また、
分からなければ聞き返せばよい、とも言われたので、
それなら困ることないわけです。
困るのは、英語の試験のように「え?今リスニングの問題聞き逃した!」って思っても、
もう二度とその問題に戻ってきてくれないこと。
心構えとしてイチバン大事なのは、
「落ち着いて、自分の目的を筋道立てて話せること」かなぁ。
普通に面接を受ければ、普通に通るわけなので、ね。