すぐに書くつもりが一週間以上過ぎてしまい、昨日は昨日で感動的な事もありました。

時系列順でつづるのでまずは先々週の事から・・・

 

Xでお友達の香港映画迷の方々と集合は日本橋駅。

歩いてすぐのビル内にある「香港楼」さんへ。

コース料理じゃないとテーブル予約ができなかったので直接向かったのですが・・・

満席でした。

1時の予約の方の前に退出してもらえるなら・・・と円卓に通してもらえました。

(アタフタしてたので写真撮らず)

前回行ったのはいつの時だったかなぁ~・・・。

 

私は点心が食べたいので迷うことなく飲茶セット。

 

満席なのでキョロキョロしなかったけど・・・トイレあっちかな?って入り口近くの席の方を見ると・・・

壁の絵が目に入った・・・モデルはジャッキーとアンディだよね・・・女性は誰だろう(^^;)

 

食後はジャンカラへ。

道頓堀店のフロントが改装されて飲食フロアになってて同じ店なのかどうか二度見しちゃいました。

 

プロジェクタールームに今回は6人。

 

2作品見る予定なのでおやつと言う名の兵糧を持ち寄りました♪

 

クリスマスイブのまんが商店街イベントに一緒に行ったYちゃんが持ってきたマスコットが増えてました。

うちの子と集合~!

 

さて、今回はどれを見ようかねぇ。

 

各作品ごとに挙手して過半数行ったものを候補にしたら・・・

「恋はマジック」。

1993年旧正月映画「花田囍事」がDVD化されてたんですね~。

ワタシ、コレは香港の旧正月で観ています。

 

この時の公開の競作はチャウ・センチーの「逃學威龍3龍過鶏年」、ミシェル・ヨーの「新流星胡蝶剣」、ジャッキー版シティハンターこと「城市獵人」と言った映画館が大賑わいしている時代でした。懐かしいなぁ。

と、思ったら過去に投稿した新聞広告写真が出てきました。

 

 

字幕が読めなくてもナンセンス時代劇コメディだったのでゲラゲラ笑った記憶はあります。

あれから30年ぶりの鑑賞です。

 

旧正月映画はおとそ気分で鑑賞するのでコメディに関しては昭和のテレビ番組の感覚だと「オールスターかくし芸大会」みたいな感じ。

とにかくキャスティングが当時の人気スター勢揃いです。

日本発売はレスリー・チャン人気のジャケットですが位置的には現地ではサミュエル・ホイ、リッキー・ホイ兄弟が真ん中に立つ感じでした。

狂言回し的な主筋はバカ役人の兄のサム・ホイと当時は香港の山田邦子だったサンドラ・ンの妹がとにかくやりたい放題で話を進めていって・・・

 

途中で絡むのが大道芸人のレスリーと、お嬢様のロザムンド・クワンが紆余曲折(?)を経て結ばれる話に途中からメインを譲って・・・最後は全員せいぞろいして「恭喜発財!」と観客に向けて挨拶してエンディングです。

 

途中のエピソードで女装したレスリー・チャンを見たン・マンタが女性だと思って襲おうとする(当時の香港映画、こういうネタがほんとに多くて失笑!)シーンの気分が悪くてふらついてるアップがほんとに美しかったのが笑えた。

 

Rさんが持って来てくれた旧正月公開作品BOXにブックレットが付いててメイキングだけでもレスリーはきれいでした。

芸術性の高い演技で高評価だったレスリーがこんなにもアホみたいな演技を楽しそうに演じているのを見終えて、「こんな表情してたのになんで10年後に自殺なんてしたんだろうね・・・」と、切なくもなるのでした。

 

さあ!次はどれを見ようか・・・。

 

いろいろと奇天烈な作品も観たかったのですが、お尻が痛いので90分くらいのがイイという意見が多かったので・・・

「ゴッド・ギャンブラー・レジェンド」あら、新品デスヨRさん、買ったまま開けてなかったというのでここで開封。

 

1989年の「賭神」こと「ゴッドギャンブラーの人気が爆発的だったので続編、続続編、派生作品・・・ができてたのは知ってましたが私の知識は90年代止まりなので2015年にニコラス・ツェーが共演してのこの作品は知りませんでした。

チョウ・ユンファも老けつつある頃ですが、このころってジョディ・フォスターと「王様と私」のリメイク出たり、「グリーン・デステニー」に出たりしてハリウッドに進出した後に帰港してからの作品かな。

 

ついぃんから発売してるブルーレィって音声切り替えすると声が小さくなって効果音のバランスがおかしいのがたまにあるんですよ。(たまたま私の買った「奇蹟」と「天地大乱」が広東語音声がアウトなのが確認できてました)

今回も効果音だけ爆音ドルビーなのにセリフの音声が小さい。

メカに強そうなメンズががんばってましたが「あかん!吹き替えで観よ!」

日本語での鑑賞になってしまいました。アイヤ~(;;)

 

でも、チョウ・ユンファの声がデニーロとかのイメージの強い磯部勉さんで、磯部さんがふざけた香港映画のノリのセリフを言うのも新鮮だったのでこれはこれで貴重だったかな。

ニコラスの声は人気声優の浪川大輔さん。これも違和感なし。

ガオ・フー演じる悪役キャラは堀内賢雄さん。私は堀内さんといえば「ビバリーヒルズ高校白書」のお調子者のスティーブのイメージなんですが、私の夫と同世代の堀内さんだけに近年は癖のある悪人や爺の役が多くて、最近はアニメの「ニンジャタートルズ」でジャッキーが担当してた役の声を勇退した石丸博也さんから引き継いだので今後映画も・・・?と言われてたのですが、いやぁ~・・・堀内さんのネットリしたしゃべり方はちょっとちがうかな、と今回感じたのでした。

 

映画の方は人気作の「ゴッドギャンブラー」の賭神とは別設定のキャラクターのようでパラレルワールドみたいなのがな~。みなさんがいうにリブート映画、になるのだそうな。

が、最後に元のキャラクターになりきって演じてらしたので30年来観ているファンへのサービスだったんだろうな、と思ったら、ラストに「恭喜発財!」って言って並んでたのでこの作品も2015年の旧正月作品として上映されたようでした。

 

 

このあとKさんが以前私が香港で放映されてる日本のアニメに反応してたのを覚えてくれてて、日本未公開の円盤の冒頭を見せてくださった。

なんと!この映画のOPが40年前のロボットアニメ「宇宙大帝ゴッドシグマ」まんまで、うたっているのがレスリー・チャンだったそうで、ウソ~!!そんなん知らんかった!!とびっくりしたのでした。

 

 

もともとは我らがささきいさお大王様が歌ってたのにびっくり。

 

 

こんなことをお若い方から教えてもらって知るなんて、ほんとに長生きはするもんですねぇ~・・・。

まだまだ見逃してたものがいっぱい出てきそう・・・。

 

19時になったので終了~。

それにしても道頓堀店、変わったなぁ・・・。

 

日曜日で次の日が仕事の方々なので帰られた方もいましたが、LさんとYちゃんとで寄り道して天ぷら食べて帰ることに・・・

天ぷらといえばビールだよね。

 

 

今年も香港映画をいっしょに観ようね~と、盛り上がるのでした♪