今日はひたすら録画番組を観ています。
ようやく3月の番組終了。
今回はその内のドラマをひとつについて。
朝顔
司法解剖の話なんだけど、いろんな社会問題もあつかっていて、とても良いドラマだと思っていました。
いや、今も基本的には良いドラマだと思っていますよ。
これは私個人の問題です。
最終回で凶悪犯罪の容疑者として、顔を火傷している人が取り調べを受けるシーンがありました。
そのシーンがはじまったときに、また顔を火傷した人を犯人にするのかと怒りが込み上げてきたのですが、まさに今感じた感情を代弁してくれるような台詞を容疑者役の方が言ってくれて、顔を火傷しているだけで何故に世の中の人達は犯人だと思うのか、そんなのは偏見だというメッセージを出してくれるのか、なんて素晴らしいドラマなんだと感動しました。
が、その直後に真犯人は別の火傷をしたヤツって展開になって、思わず「ふざけるなよ」って声に出してしまいました。
私の記憶する限りでは、実在の凶悪犯罪の犯人で、顔を火傷したヤツなんて一人も知りません。
放火したあとに火傷したヤツはいたけど、火傷した人が悪い事をするなんて聞いたことありません。
そんなのはフィクションの世界の話だ。
アニメやマンガが好きな人を、いつか凶悪犯罪を犯すんじゃないかと偏見を持っている人がいるけれど、彼等は何を根拠にそんな事を言うのかと不思議でした。
実際には存在しない顔を火傷した犯人。
フィクションの世界では悪役として出てくる。
なんの事はない、みんな良くも悪くもフィクションの影響を受けているだけでした。
あれ?
話がそれてしまった。
朝顔は良いドラマでした。
良いドラマだっただけに、どうして偏見を否定できなかったのか。
ん?
火事?
それでは