行った日の周りの方々もそんな感じでした☆
コロナ禍でいろいろ異例づくしだったと思います☆
開催時期も異例。
平成中村座や国立劇場、巡業で他の役者さんたちも分散している上に来月は南座の吉例顔見世興行があるのにこの時期に襲名とは今年中に襲名という強い思いがあったのかなぁと。
そのおかげが共演者の顔ぶれも珍しかったかと☆
重鎮の方々が少なくなったのが寂しい限りでしたが、まだこれだけの先輩方に囲まれて襲名することができた新團十郎さんはラッキーじゃないですかね。
それに近い年齢には傑出した役者さんたちも多いです。
“三之助”と呼ばれた菊之助さんに松緑さん、猿之助さんも幸四郎さんもいらして、今回久しぶりの共演を観ました☆
それぞれの方法で歌舞伎を盛り上げていきたいのでしょうが、襲名前にもっと共演して欲しかったなと思いました☆
今月の成田屋さん。
ここのところの悪評だった新團十郎さんでしたが、今月はそりゃ得意の演目ばかりですし☆
さすがに気迫も感じられ懸念の声もちゃんと聞こえました☆
でも私が不満に思って観ているからかもしれませんが、“口上”での重鎮の方々のお話も新團十郎さんに対してだいぶ厳しいなぁと感じましたし、私の席の周りだけかもしれないですが、見る目がとても厳しかったように感じます☆
拍手するしないがシビアでしたww
週刊誌が言うほどではないでしょうが、周囲との距離は感じました。
でも、観るたびにがっかりするけどまだ期待してしまう。それも新團十郎さんの魅力だとは思います☆
新之助くんもお芝居云々というよりは、舞台度胸がすごくて歌舞伎への情熱がすでにみなぎっていました☆
もはや子役のお芝居じゃなくて主役のお芝居でした☆
来月は9歳にしてもう大役ですが、子役の役の経験が少ないのがちょっと心配ですがね☆
あとセリフ回しのクセも心配☆
すごいと思うと同時に歌舞伎役者は先が長いので余り先を急ぎ過ぎないでほしいかなと。
他のアンダー10の御曹司たちと、この過程の違いでどう将来が変わってくるのかな☆
でもまぁ、いまはまだ、楽しく元気に舞台楽しんでほしいです☆
まぁ思うところは多々ありますwww
お祝いですからなるべく称賛したいところですw
祝幕の図柄、依頼したのか村上隆さんから見た新團十郎さんのイメージなのか。
とにかく“オレだ!オレだ!オレだ!”というのが今の新團十郎さんに合ってるとは思いましたww
でも立場も変わって“歌舞伎”への向き合い方も変わって欲しいと期待しています。
今現在の“歌舞伎”に向き合って、同世代と切磋琢磨してファンの喜ぶ顔ぶれで今までチャレンジしてこなかった古典もして、重鎮の方々からのアドバイスもちゃんと聞いて後世に伝えてほしいです☆
つまり、まだまだ新團十郎さんに期待しちゃっているってことですよねぇw