人工股関節手術・主治医、手術した病院との関係  ⓯ー3「医療過誤」「医療事故」・知識と行動 | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

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①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

続きです右矢印右矢印右矢印

 

(著名病院のホームページから)病院病院病院

 

人工股関節手術で著名な病院のホームページに以下の通り

記載されています

 

 人工股関節手術   630件(年間)(○○年)

 

 (術後早期合併症)

  

     脱臼 2件(0.3%)   感染   3件(0.5%)

   骨折 5件(0.8%)   神経麻痺 5件(0.8%) 

   深部静脈血栓症 0件          術後縫合不全    0件 

     ゆるみ 1件(0.2%)  その他    1件(0.2%)

 

(上記についての判断) 

 

 ・上記はどの病院でも公表しているわけではない

 ・その意味では「誠実な対応」で信頼度を高めていると言える

 ・この結果は日本中の病院の平均値より低いと考えられる

 ・一方でこれは「自己申告」の数字

 ・さらに言うと上記値は「当該病院における医療水準」と言う

      ことも言えるので運悪くこの結果が出ても「通常の医療行為

      の結果であればやむを得ない」と言われるかも知れない

 ・上記公表は「誠実な対応」と言えるが「医療過誤」「医療事

      故」については触れていないもやもやもやもやもやもや

 ・たとえば「医療訴訟」を受けた件数が「0」などと書いてく

      れていれば「信頼度」も増すだろうと思われる

 

(医療過誤・医療事故の科別件数)

 

  ○○年時点の科別件数

 

  外科   222件   内科   162件   

  整形外科 105件

  産婦人科  77件

 

  *発生頻度で見ると 産婦人科が多い(1000人当たり

   12件)

  *「産科医療補償制度」により「過失の有無にかかわらず

    金銭的な補償」を行う仕組みができている

  *賠償金は概ね「医師賠償責任保険」の契約によって払われ

   ると思われるので医師や病院による負担はないだろう

   札束札束札束

  *ただし上記案件が頻発している病院は「信頼」をなくして

   いるので避けたいと考えるのは当然滝汗滝汗滝汗

  *医師会の団体契約、地区医師会(免責部分の補填も可能)

   などにより契約される

  *例えば対人賠償1事故5000万円限度年間1.5億限度

   (免責100万円)という内容になっている

 

   次回は「⓯ー4人工股関節手術の医療過誤への対応」

   についてです