前回は、運がいい人は

《人から好かれ愛される人》

というお話をしました。

そこで、今回は実際に好かれる人

になる為の技術を１つ紹介します。

気になる方は、ぜひ、お付き合い下さい。

＊

私は15年間、僧侶として、様々な年代の方と

数多く接する機会がりました。

実際に多くの人と接する中で、

気がつき自然に覚えたもので、

人から好感を持たれる技術なるものが

あります。

それは、一体何か？

ずばり、相手の

【話を聞くこと】

です。

「え？そうなの？」

と思ったあなたに、面白い実験を

紹介しますね。

＊

ハーバード大学が行った実験で、

自分の主張を熱弁している人に

話が盛り上がってきた頃に、

「ここで話を終えますか？

それとも、お金を払って主張を続けますか？」

という質問をする実験です。

皆さんは、結果どうなったと思いますか？

驚くことに、ほとんどの人は、

「お金を払ってでも主張を続けたい」

と答えたのです。

この実験から分かることは、

相手から上手く話を引き出し、

熱心に聞いてあげることは、

相手の心の奥にある本能

=《認められたい欲求》

を満たすこと。

これは、お金をあげたり

美味しいものをご馳走する

のと同じ位の効果を相手に与えることになります。

町の占い師さんや、夜の飲み屋のホステスさんに、

高いお金を払ってでも話を聞いてほしい人が

多いのはこのためなのです。

＊

ここで、相手から話を引き出すと言っても

難しいでしょ？

というこ意見があるかもしれません。

そこで、

私が実践で自然と身につけた技術を

１つ紹介します。

相手が私に話す時、あなたの話に興味がある

ことを示すことが、かなり効果的。

具体的に、「え？そうなの？」

と少し驚いた表情を取り入れる

です。

お楽な方は、鏡を見ながらやって見てください。

「え⁉️」

と少し驚いた表情は、眉が上に持ち上がり

少し口と目が開きます。

そして、自分の主張より、相手の言いたいであろう

ことを拾い、質問する。

自分の話 2 に対して

相手の話 8 位の割合がいいと思います。

思っているよりも相手が多く

お話してくれれば、成功。

慣れるまで少し場数を踏まなければなりませんが、

相手からは、

「この人は私の話を聞いてくれる人」

として、かなりの高確率で好感を持たれます。

なぜなら、話を聞いてもらった相手に、

美味しいものをご馳走したり、

お金をプレゼントしていることになるのですから。

「それでは、何だか相手ばっかり得して、

自分は損をしてない？」

と言われるかも知れませんが、

私が15年、実践してきた中では、

確実に得をします。

相手との信頼関係が構築され、

自分が困ったとき、人を紹介してくれたり、

有益な情報を提供してもらい、

本当に助かったことが多々あります。

つまり、相手の話を聞くことは、

自分が「徳」を積むことになり、

そのまいた種は、時間と共に成長して、

いつか果実となり、

自分が収穫することになるイメージです。

＊

あたなもぜひ、【相手の話を聞く】ことを

実践する中で、今よりも更に

【人から好かれる人】

を目指し、徳を積む中で幸運に恵まれ、

幸せの道を歩んで頂ければ、

嬉しいです。

今回も長文にお付き合い頂き、

ありがとうございます。

じこう

人から好かれたい人へ