運が良くなる具体的なお話


運は“運ぶ”という字を書きます。


つまり、運は何かが私達へ運んでくれるもの。


一体、何が運を運んでくれるのてしょうか?


答えは、人です。


それって、どんな人?


かと言うと、


あなたの家族、友人、会社の同僚や上司など、
身近な人、縁ある人なのです。


私達に、とって助けになること・情報などを
運んできてくれるのです。


例えば、病気で困っているとき、
腕のいい専門医を紹介してくれたり、


仕事でいい話や、恋愛でもいいパートナーと
繋いでくれる。


人が私達にいい縁をつなげてくれる
=運んでくれる訳です。



そうしたときに、


一体、どうすれば縁ある人が
良いこと・情報を運んでくれて、
幸運に恵まれるようになるのか?


を具体的に見ていきましょう。



例えば、
いつも笑顔で愛想良く受け答えする
社員Aさんと、


いつもブスッとしている社員Bさんがいたとします。


上司や同僚が、


「ちょと、この作業をお願い」


と頼んでAさんは


「いいですよ!」


と快く引き受ける。


一方で、Bさんは

「分かりました」

と引き受けるけど、ブスッとしているので、
ふて腐れているように見える。

Bさんは心の中で、


「同じ給料しかもらってないのに、
  何で余分に仕事をしないといけないんだ」


と思っていることが態度に出てしまうのです。



さて、もしあなたが作業を頼むなら、
どちらにお願いし安いでしょうか?


恐らく多くの方が、笑顔で受け答えして、
快く引き受けてくれるAさんを選ぶと思います。



同じ部署にいるAさん、Bさんですが、


「ちょっとお願い」 「すみません、お願いします」


と頼まれ事が増えてくるのはAさん。


自分が頂いている給料+αのことをしようと
奉仕の心をもっているからです。


しかも、笑顔て愛想よく。


これも奉仕。


この奉仕のことを仏教では、


【布施】ふせ


と言います。


お布施と言うと、お金を、イメージしがちですが、
実は、相手の心を明るくしたり、
軽くしたりする行い、


これも布施なのです。


この布施の行いをする人は、
心に《徳》という目には見えない貯金がたまって
いきます。


この徳を多く積んでいる人のもとには、
いい情報・為になる人などが運ばれ、
信頼が集まってきて、幸運に恵まれるのです。



もし、あなたが幸運に恵まれた
人生を歩みたいなら、
徳を積むといいです。


お釈迦様曰く、
良い原因があるから、いい結果がある。


つまり、良い種(=徳を積む)をまくからこそ、
やがて、良い果実(=幸運)に恵まれるのです。


まずは笑顔で、相手の為に
自分にはどんなことが出来るかな?


と考え行動してみる。


これが、幸せへの道です。


最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。


慈   晃