2020年7月
癌告知
ゆうの乳がんと乳房再建の記録
2020年 8月 乳がん発覚
2020年10月 乳房全摘術
2020年12月 抗癌剤治療TC療法4クール
2021年 3月 ホルモン療法開始
2021年 8月 乳房再建術 腹部皮弁法
2021年 3月 傷の修正手術
2021年 8月 乳頭再建術予定
癌の告知。
ドラマやドキュメンタリーではよく聞くけど、体験した事なんて今までなかったし、どこか他人事。自分にはそんな事が起こる事ないよ!って思って過ごしてきた。
今回の私の告知はどこからなんだろう
私から夫へ しこりの存在の告知
乳がん検査の結果 癌の可能性の告知
再診で医師の説明 癌の可能性の告知
医師からの組織診結果説明 癌確定の告知
姉、両親に私から癌の告知
私から子供たちへの癌の告知
考えたら、告知のタイミングはいっぱいあった。これからも、術後の病理診断の結果で癌のステージの告知がある。
その時々、いろんな告知の場面がある。癌になった人はみんな経験するんだろうな。
私の場合の告知を書きます。自分の気持ちの整理のためにも…。
私から夫へ しこりの存在の告知
しこりに初めて気づいた時。ビックリしてあわてて夫に言った
ゆう「ねーねー私のパイ(オッパイ)、なんか変なんだけど」
きっと乳腺炎でしょ?みたいな軽い気持だったけど、少し心の奥に不安もあった…。
夫「えそれ、大丈夫なの」「そういうのはちゃんと診てもらわないとダメだよ。」「心配だから、すぐに病院行って診てもらってね」
あれなんだか大事になってしまう感じ
私、夫に「大丈夫だよー!」って言ってほしかった。夫の大丈夫だよ!で、自分の中の少しの不安を打ち消して、何も無かったことにしようと思ってた…。そんな自分に気づいて、ハッとした。
ゆう「そうだよね!ちょうど市の乳がん検診もあるし、病院行って診てもらってくるね」
夫には、もちろんわかってるよー。って感じで答えた。
「しこり」の存在を夫に伝えたことで、受診する決意がさらに固まった私。夫に告知する事で「しこり」を現実として、ちゃんと受け止められた気がした。夫がいてよかった