2020年8月
組織検査
ゆうの乳がんと乳房再建の記録
2020年 8月 乳がん発覚
2020年10月 乳房全摘術
2020年12月 抗癌剤治療TC療法4クール
2021年 3月 ホルモン療法開始
2021年 8月 乳房再建術 腹部皮弁法
2021年 3月 傷の修正手術
2021年 8月 乳頭再建術予定
診察の後そのまま組織診(生検)を行うことになった。
ベッドに横になり超音波でしこりを確認。
先生
「痛み止めの部分麻酔注射するから。これが1番痛いよ!これを我慢すれば大丈夫!」
そのまま注射で麻酔をパイに打つ。
ゆう
:針刺す時にチクッとしたけど、薬入れてる時も全然痛くない。余裕かも!?
先生
「これから、この針を刺すけど痛み止めしてるから痛くないよ!ただ音が凄いからビックリしないでね!」
と、何かの工具ですか?という感じの検査器具を見せてくれる。ちょっとゴツくてこわい…
先生「1回やってみるね!」
ガシュン!!!
ゆう:え!?凄い音…
次は組織を採るための針を刺す。
ガシュン!(1回目)
先生「痛かったかな?」
ゆう「大丈夫です!(衝撃あるけど痛くない!麻酔凄い!)」
ガシュン!(2回目)
先生「痛かった?もう1回で終わりね!」
ゆう「大丈夫です!(もう終わる!よかったー!)」
ガシュン!(3回目)
ゆう「いっ」
痛すぎて、思わず声も出たし、体もビクッとしちゃったよ
先生「痛かった?もう終わりだからね。」
ゆう「痛かったです…(油断してたよ…)」
そのあと、ガーゼで看護師さんが止血してくれてる。結構な時間止血のため圧迫して抑えてくれていました。5分〜10分くらいかな。
止血確認して絆創膏に張り替えてお会計待ち。
お会計待ちしてる間、看護師さんが、「お盆で検査結果が遅くなっちゃうけど、不安だったらいつでも電話してくださいね。」と声をかけてくれる。
ゆう:あ〜。なんだか本当に癌ほぼ確定なんだなぁ。気を使われるのも、癌の人への思いやり。つまり、私は「癌の人」になったんだろうな。って、変に暗いスイッチが入ってしまった優しくしてもらっているのに、こんな気持ちになるのは良くない!と思いながらも、どんどん気持ちが沈んでいきました
この日は3回目のガシュン!から痛みが引かず…ずっと痛いまま。ズキズキと痛みとともに気持ちも沈んだままでした。