描かれる鎏金宴大殺戮の前夜
謝憐と国王の描いた願いとは…
ネタバレ全開!
踏みたくない方は
引き返してください
ざっくりあらすじ
鎏金宴大殺戮の前夜、永安国王と語らう芳心国師(謝憐)
仙楽と永安、過去の怨恨は
我が代で断つことができる
という国王の言葉に謝憐は希望を持つ
しかし当日、安楽王たちの恐ろしい計画が悲劇の幕をあける
希望と絶望の落差
翌日 安楽王がしでかした
ことを思うと
この台詞が
あまりに辛すぎる😩
このとき 仮面を被っているはずの
芳心国師の本当の顔が
見えたような気がして
ハッと息を呑む国王の描写が
印象的です
私が勝手に思いますのは
国師はいつも
仮面を被っているから
その「表情」は
わからないですよね
でも被っていても
わかるくらいの
国師の嬉しさ、その輝きに
国王が驚いたっていう
描写なのかと
そうです!
謝憐は嬉しかった
希望を見出していた
きっと未来は明るいと!
なのに!
なのに!
この後の出来事は
地獄です(泣)
この悲劇の直前の
暖かいシークエンスを
ここまで丁寧に描くことによって
希望と絶望の
落差を際立たせる
アニメ班の意図
上手いなって思いますが
キツいっす………😩
主人公に希望を垣間見せて
次の瞬間
地獄に突き落とす
絶妙な墨香銅臭ワールド
窮奇道を思い出しますねぇ
永安を守りたかった?
私は原作2巻までしか
読んでいないので
想像するしかないのですが
謝憐は二度目の追放のあと
下界に戻り
意図せず千秋を暴漢から救って
成り行きで国師になったのではなく
未だ続く自分の祖国 仙楽と
永安の怨恨の渦を見て
なんとかせねば
せめて自分のできる範囲で
テロ行為を防がねばと思い
千秋の師になったのかなぁと
思ったりします
(正解はわかりません)
しかし
結局、防げなかった
「もと神」であっても
「神」であっても
善良な人間がどんなに
努力しようと
人間の憎しみ
怨恨の情をどうすることも
できない
むしろ怨恨のエネルギーは
友愛のエネルギーを
駆逐してしまうのではないか?
暗澹とする
10話です
続きはまた………
辛いシーンが続くので
お口直しに
かわゆい謝憐と花城を置いときますねぇ💓