冬だから、モコモコのセーターを着込み暖かい格好で外出。ファーなんかもいいね~
なんて建て前は置いといて、最高ランクの気楽度を追求する俺は、春夏秋冬24時間、裸足にサンダルを選択します
それ以外は普通に防寒着を身に付けるから、傍目にはふつうなんだけどね
けど、裸足にサンダル友の会はやはり異質な存在だから時々、職質される
悪いこともしていないのにされる職質はかなりイライラするもので、更に長引くと足元の寒さがジワジワやってくる
警察官『サンダル履いてるもんだからね』
俺『サンダル履いちゃいけねーのかよ』とキレる
そんなやり取りを何度したことか
何十年もこのスタイルを貫き通してきたが、ついに事件が起きてしまった
そう、40年ぶりの大雪で・・・
あの日も、俺は素足にサンダルでパチンコ屋に出かけました
北海道出身の俺にとって、あれしきの雪は珍しくもなんともない事だったし、ススキノのキャバクラにサンダルで飲みに行って『冷たいっしょ』から話を膨らませるくらいツラの皮が、いや足の皮が厚くなっていたので、迷いは無かったんです
天気予報も夕方には雨に変わるって書いてあったから、夜までスロってました
少し財布が薄くなって、晩飯に間に合うように帰ろうとパチンコ屋を出ると、そこは銀世界(・・;)
地吹雪っぽくもなって懐かしいな~なんて思いながら、車へ
タイヤは夏タイヤだし、チェーンは積んでいないけど、、、元道産子だから雪道はなんとかなる~って車を発進。こういう時は滑り具合を確かめる為に敢えてアクセスを入れたり、ブレーキしたりしながら圧雪された道を走る
確かに滑るから、ヤバイな~
慎重に車を走らせ鬼門の陸橋へ
幸い、普段は頻繁に車が往来するこの道も時折来る路線バスとタクシーしか走っていないから、陸橋の50m手前くらいから勢いをつけて、エイッ!
ザザッ、ザザッと
む~り~
あと10mが登れませーん
何度もトライするも、同じ10mが登れませーん
仕方なく緩やかな陸橋まで行こうと車を走らせると、スタックしてる車が行くてを塞いでいて、止まった俺までスタック(・・;)
いや~ん
だって、裸足にサンダルだもん
助けてもらったり、ニュートラにして自分で押したり、呼吸困難とナマ足に容赦ない雪。グッタリしながら諦めてコインパーキングに車を駐車しなおしました
めでたし、めでたし
いや、日本昔話ならこれで終わるが
俺のバヤイ、車で来た道を歩いて帰らなければならないという第二幕があるのだ!
もちろん、素足にサンダル★降り積もった雪に地吹雪という絶妙のコラボレーション
絶望って、こんな身近にあったんだね
早々に感覚が麻痺し、サンダルが脱げているのも気がつかないで夜道を歩いていました
30分後、マンションに到着( ´ ▽ ` )ノ
あ、鍵!車の中だ~
カミさんに鍵を開けて貰い、お風呂へ
痒みを超え、激痛で入れなかったよ。振り返ると、財布が薄くなり→呼吸困難になり→絶望感を味わい→そして、今日
また大雪か~い!!!
家で寝てました(^◇^)