国宝・重文が多数
徳川家光の廟所
輪王寺(リンノウジ)
宗派;天台宗
本尊;阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音
創建;766年
開基;勝道
国宝;大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿、大般涅槃経集解59巻
重文;三仏堂、紙本著色東照権現像8幅、木造千手観音立像他
世界遺産
日光山 輪王寺 大猷院(国宝)
大猷院とは徳川三代将軍「家光公」の廟所
祖父である「家康公」(東照宮)を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっています。
なので、私は日光東照宮よりこちらの方が好きです
真冬と感じる湯西川温泉から山に雪きは見えるものの、この辺までくると春うららが感じられる場所になってきた
家光公霊廟
日光廟大猷院
土曜日のこともあってか、人が多かった
閑散としていた温泉街とは大違いだ。
最近は、仮に温泉に泊っても外歩きはしないのだそうです。
これから、いろんな灯籠が見られます。
315基もあるのです
石高によって灯籠の大きさや置ける位置が違うらしい。
仁王門(重文)
1つ目の門で、口を開いた阿形と口を閉じた吽形、の金剛力士像が安置されている。
入口の「仁王門」から「拝殿、本殿」までは、天上界に昇って行くように感じる。
物事の始まりと終わりを表しているという。
「阿吽の呼吸」の語源とも言われている。
日光東照宮関連の建物には、武士道の精神が見られる
対して京都のお寺は、仏道の心が表現されている
二天門(重文)
世界遺産日光の境内で1番大きな門です。
日光に来て一番驚いたのが、きらびやかなのですが、意外に小ぶりなんです。左右に持国天・増長天を安置している事から二天門と呼ばれている。
正面の扁額は、108代天皇「後水尾上皇」による筆。
銅灯籠
老中首座・酒井忠清と、会津藩主・保科正之の奉納。
持国天
増長天
幡の礎石
大法要などで境内に掲げる仏教様式の旗を「幡」、それを吊るす竿を「幡竿」といいます。この丸い石は幡竿を立てる基礎石を護るための蓋となっています。境内に80箇所あるそうです。
女性を想像してしまった
御水舎(重文)
御影石の柱が、12本も使われている。
龍光院(非公開)
別当所(大猷院を管理する僧院)
仁王門と二天門の間から脇に分かれる参道の先にある。
3代将軍・徳川家光は将軍現職のまま、48歳で没している。
遺言に従って、4代将軍・徳川家綱が創建したのが日光山輪王寺大猷院。
龍光院前に建ち並ぶ石灯籠群は、諸大名が奉納したもので、石の灯籠(重文)として、世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産。
苔むした石灯籠が何とも知れない雰囲気をかもしだしている。
ここにある
日光東照宮は合計123基の灯籠、大猷院の灯籠の総数はそれを上回る315基もある。
龍光院前に建ち並ぶ石の灯籠は、10万石以下、二天門から先へと進めなかった大名の奉納です。
二天門から石段を上った展望所からの眺めは、ずらりと並ぶ石灯籠を眼下にし、天上界から下界の眺望といわれています
ガイドさんが説明してくれなかったら、まったく気が付きませんでした。
一枚の石でできているのです
贅の限りを尽くしている
日光東照宮・陽明門の前に東西に対称的に配置されているのが鐘楼と鼓楼。
3間四方の方形で、入母屋風銅瓦葺き、基部は末広がりになった袴腰になっている。
右側の鐘楼(重文)、背後は東回廊と陽明門(ともに国宝)
左側の鼓楼(重文)
次は、いよいよ本殿に参拝します。
夜叉門(重文)からです。
ワクワクします
2023.03.04 栃木県日光市山内2300