川崎シンパパ、自閉症息子のQOL向上に挑む! -2ページ目
え、まだこのシリーズ続くの?
いい加減、しつこくない?
もう前回がヤマだったでしょ?
・・・と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが。
その5まで、お付き合いくださいm(_ _;)m。
実は、これが一番言いたい!!
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中学最後の体育祭が終わった。
少しの寂しさと、でもとても爽やかな気持ちで、学校を後にした。
本当に、思い出深い体育祭になり、先生方と生徒さんたちに感謝の気持ちでいっぱいで。
何より息子にとっても、納得いく形で終わることができて、本当によかった。
その後、帰宅してすぐに息子が
「DVDを借りに行きたい!」
と言いだしたので、近くのレンタル店に向かう道中でのこと。
同じ中学の他学年の生徒たちが15人くらい、ワイワイ集まっていた。
最初は「お、同じ中学の子たち。帰りなんだな」くらいに思っていた。
でも近くを通りすがる時、妙な雰囲気があり。
自分たちが通り過ぎた直後、その中の1人が、他の子にふざけて「とびひざげり」のようなことをした。
ふりかえってしばらく様子を見ていると、向こうもそれを感じ取り、「とりつくろう」ような微妙な雰囲気に。
どうするべきか、迷った。
少なくとも、このまま通り過ぎることはできない。
でも、今注意したところで「いや、ふざけていただけ!」「プロレスごっこだから」とか言ってごまかすんだろう。
他にもじゃれ合っていた子供たちが、こんな「進入禁止マーク」にあたり、元の場所からかなりずれてしまった。

それでも、無視して通り過ぎようとしているのを見て、ここで割って入って注意。
「おい、お前ら!そのまま行く気か!?」
他にもいくつかの言葉を、かなり厳しく言い放った。
周囲は水を打ったように静かになり、子供たちはふざけ遊びを止め、散っていった。
もっと別の言い方もあったかもしれない。
やり方が良かったかどうかは分からない。
それでも、その場を「解散」させることはできたし、最低限やるべきことはやれただろうか。
体育祭で先生方が、あれほどがんばって下さった直後にあったこと。
「よかったよかった」だけで終わらず。
自分は、自分の持ち場で、しっかり責任を果たしたい。
「できることは、きっとある」
「自分は、それをやりつづけよう」
「きっとそんな行動の積み重ねが、もっと生きやすい社会づくりにつながるはず」
改めて、そんなことを痛感したのでありました。
(5話までお付き合いいただき、ありがとうございました)
NAOTO

