こんばんは。
しばらくぶりに更新しますね…
夏と言えば怪談と言う事で、僕自身の霊体験を複数紹介したいと思います。


①…夜の道の駅で

もう10年以上前の事ですが、親戚の法事に参列するために出稼ぎ先から実家に向かった時です。
高速道路のインターを降りたのが午後10時頃で、ちょっと長時間の運転で疲れていたのでインターを降りて直ぐの道の駅でトイレタイムと自販機でコーヒータイムをとることにしました。
周囲には何もないところで、駐車場に行くと、あろう事か僕の車1台でした。トイレで用を済まして、手を洗っていた時でした。
トイレの入り口で大勢の人が賑やかに騒いでいて、その声はやがて段々近付いて来ました。
先ず最初の違和感は、その言葉は日本語ではない、明らかに聞いた事のない言葉でした。雰囲気中国語みたいな感じでした。
その声はやがて僕の直ぐ背後で聞こえて来たのですが、水道の前にある鏡で背後を見ても何も映ってません。
でも、声だけは直ぐ後で響いてます。おかしいと思い後ろを振り返えって見ても、やはり何もいません。
そして、再度鏡を見ると、背後にちょっとこの世の物とは思えない風貌の何かが複数写りこんでいたのです。
もちろん内心恐怖で焦ってましたが、ぼくは平静を装い、急いでトイレを出て、車に乗り込みました。
車に乗り込むと、もう心臓がばくばくで、とても車を運転できる状態ではなかったですね…とにかく落ち着かせようと、暫く運転席に座って、トイレの方を何気なく見てました。
すると入り口のドアが誰もいないのに、何回も開閉を繰り返していました。
もうとにかくここから早く離れなければと、エンジンをかけて直ぐに車を発進させました。
昼間はソコソコ賑やかな道の駅ですが、今はいっさいそこは利用してません。


②…温泉施設の脱衣場

これは一昨年の体験です。
地元の温泉に行った時です。
脱衣室に行くと、3人ほど人がいたと思います。
僕はロッカーの前で服を脱いでました。
そして、僕より3つくらい離れた角のロッカーのところで、一人の男性も服を脱いでました。
そして異様な光景が飛び込んで来ました。
その男性の足元に5才くらいの男の子が床に膝をついて、その男性の顔を下から覗き込むように悲しそうに見てました。
でもその男性は、視線に気付いてないようにも見えたし、もちろんその子をあやすようや事もなかったです。
何かヤバイもの見ちゃったなあと思ったら、その男の子が僕の方に視線を移そうとしました。
僕は顔を合わせたらまずいと思い、一瞬顔を背けました。
時間にして0.5秒くらいでしたが、再度その男性の方に視線を移すと、男の子の姿はなかったですね…
そしてその男性は、服を脱ぐと、何事もなかったかのように、浴室に一人でいきました。
僕は脱衣室の中を調べたけど、男の子の姿はなかったです。
何となく父親を探してるようにも感じられました。
男の子の悲しそうな表情が今も脳裏にハッキリと焼き付いています。


③…真夜中の着信

これはもう20年以上前、僕が初めて携帯電話を持ち始めた頃の話です。
当時はセ○ラーホンとかそう言う呼び名でした。
当時は、メール機能は契約してなくて、とにかく電話機能だけで契約しました。
電話番号を通知する契約もしてなくて、僕自身の番号も、家族と、一部の親しい会社の人にしか教えてませんでした。
携帯を買ってから1週間くらい経った頃でした。
当時会社の寮に寝泊まりしてましたが、その日0時頃就寝しました。
そしていつの間にか枕元の携帯の着信が鳴りました。
こんな時間にと思って時計を見ると、夜中の2時でした。
携帯画面に緑色の光と共に、着信の表示が…もしかして家族に何かあったのかと思い、電話に出ました。
すると女性の覇気のない、か細い震えた声で『あなたは誰?』と言う声が聞こえて来ました。そして僕は『いきなりその言い方は何』と言おうとして『いき…』まで言いかけたところ、その女性はその先の言葉を言わすまいと言うそぶりで『違う!!あなたじゃない』と切羽詰まったような声で電話を切りました。
朝になって胸騒ぎがして、実家を電話したけど、そんな電話はしてないと言われましたし、会社の人もそんな時間にやるわけないよと一蹴されました。
でも着信履歴には、しっかり2:00着信の表示が残ってました。
もし、番号表示の契約してたら、何と表示されていたのか?…未だに謎です。
あの声はどちらかと言うと、脳に直接響いて来るような感じで、やはりこの世の人の話し方には、ほど遠かったですね。
目当の人が出るまで、永遠に電話をかけ続けているのかもしれませんね。

まだありますが、後日お話したいと思います。