【“온 누리에 기쁨 가득”…전국 교회·성당서 성탄절 미사·예배】
「全世界が喜びで溢れるように」・・・全国の教会・聖堂でクリスマスのミサ・礼拝
見出しにある「온-」会話ではあまり使われないように思いますが
書き言葉としてニュースや新聞記事などでよく見る言葉です。
名詞の前で「全ての○○」という意味を表します。
見出しの「온 누리」の「누리」は
세상 世の中、世界
を表す古語です。
온 누리 [出典:NAVER国語辞典]
사람들이 생활하고 있는 세상.
(日本語に訳すと)
人々が生活している世界 全世界
日本語も同じように古典的な言い方があるのか調べてみると
空蝉(うつせみ)
古語においての「空蝉」は「現身(うつしみ)」に通じ
「この世」や「現世の人々」の意味でも用いられた。
コレですね。ほぉ、うつせみ、ですか。
確か源氏物語に「空蝉」って女性が登場しました、よね
私にとって古典文学は同じ日本語とは思えない、ややこしい文体であり
日本語らしい「主語は誰?ここはどこ?」というハッキリしない描写
などなど、馴染めなかった理由はいくらでも挙げられます
来年の大河ドラマ見て勉強します
話が脱線しました。
ライトアップのニュースでも「온-」が使われていました。
크리스마스를 앞두고 서울 광화문과 동대문 등 도심 곳곳이 온통 화려한 불빛과 조명으로 장관을 이루고 있는데요.
(日本語に訳すと)
クリスマスを控えソウルの光化門と東大門など都市のあちこちが華やかな光と照明で壮観を成しています。
日本語に訳すと、と言いながら「온통」を訳すのは難しいですね。
온통 [出典:NAVER国語辞典]
1.있는 전부.
2.쪼개거나 나누지 아니한 덩어리. 또는 온전한 것.
(日本語に訳すと)
1.あるもの全部
2.割れたり分けたりしない塊。または完全なもの
だから、つまり、ライトアップは光化門の一部ではなく全部というニュアンスですね。
(一度こういうライトアップを見てみたい)
かつて韓国の友人に「コレ何て言うの?」と問うた話です。
久し振りに運動して全身筋肉痛だったのです。
「全身筋肉痛」って何て言えばいいの
う~ん、う~~~ん、う~~~ん
온 몸이 죽겠다(全身が死にそう)かなぁ
なんと韓国語らしい言い方ではないか。ありがとう。
というのが最初に出会った「온-」です。
聞いたものの、一度も使ったことありませんケド
(友人も 正しいのかわからない と言っていましたっけ)
全世界が幸せでありますように
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