Ver.12.0 @新潟 りゅーとぴあ市民芸術文化会館 劇場 17時30分~20時15分

劇場で開催ということで、舞台の幅は広くないけどステージの奥行きと天井の高さがすごくありました。席も傾斜がある配置でとても見やすかったと思います。ステージの高さが、50~60センチぐらいしかなかったのではないでしょうか。仙台と違ってとても低く、しかも客席とステージの間が人がひとり通り抜けられるほどしかなくて狭い。ステージに近づきすぎるな、ということなのか、ロープが足元に渡してあって、そこのロープを越えるな、ということなのでしょう。みんなちゃんと守ってましたよ。

オンタイムでスタート。
幕が開いたとき、あら、もっと前にいるのかと思ったら舞台の奥行きがあるからか、直人さんは前から2~3メートル奥のほうにいました。サポートメンバーのみんなも、そこからもっと奥に引っ込んでいるので、もっと前に来てよーん、と思いました。

幕が開いたとき、客席の後方を見上げていました。世界の果ては、あんまりニッコリはしてなかったな。久し振りのライブで、確かめながら…だったからかしら。

スタンドマイクを置きにきた黒いスタッフTシャツの人を見ながら、この人がボーリングで優勝した人かしら、なんて思いました。
20th Grown Boyの間奏のとき、マイクの位置から客席のほうに出てきてくれて、後ろを見ないでマイクに戻ろうとしたとき、そのスタンドマイクにぶつかりました。ちょっとスタンドが揺れて、倒れるかと思って、あっ!と思いましたが、大丈夫でした。直人は、何事もなかったようにふるまっていて、落ち着いてました。

「新潟の皆さん、こんばんは!藤木直人でーす。2週間ぶりのライブでございます。新鮮な気持ちでやりたいと思います。」
この「ございます」って言い方がおもしろかったです。

コズミックライダーはターボーや達也さんがステージ後方から走ってきて、せーの!でジャンプしたり、パーフェクトワールドはわたしも一生懸命歌ったり会場はすでに大盛り上がり。そのあと
「改めましてこんばんは。藤木直人です。新潟でライブをするのは、原点回帰ツアー以来になるんですけど、ホールでするのは10年ぶりなんだって。原点回帰のライブのときは、いわゆるクラブってやつですか、NEXSってところで、」
クラブの言い方が「クラブ⤴️」ってわざとチャラい言い方してました。
「ぼくらの楽屋がVIPルームっていう(笑)。落ち着かない、そわそわしながらいました。トイレがお客さん用のといっしょで、そこには怖そうなお兄さんがたの載ったポスターが貼ってあって、10月14日だったかな、ぼくのライブの日が。でも、10月14日って、違う人が載っているわけよ。おれのが終わってから、夜、その人がやる、ダブルヘッダー組まれてたっていう。だから、今日大丈夫?」
会場から、大丈夫!ずっといればいいじゃん、の声
「ずっといればいいじゃん?」
思いだした。NEXSに行ったけど、ダブルヘッダーだから、遅くまでやれない、って、当時も言ってたな。

さて、そこにスタッフが袖から、ささっとやってきて、直人さんの右耳にこそこそナイショ話。なんだけど、大きめのナイショ話で、最初の「おもての…」という声が漏れ聞こえました。なんでしょ。でも、直人さんの耳にこしょこしょ話ができるスタッフが一番うらやましい…。
「言いに来かたが怪しげだよねー。忍者みたいに、ねー。来かたがあやしい。機材トラブルだって。今回、今日でツアー10本だけど、3回目ですよ。酷暑にはかなわないね。」
えー?
「いや、よくあるでしょ、暑さにやられることがあるんですよ」
そして、機材トラブル対応で、長めのMC。
「新潟と言えば、去年、長岡で米フェスをね、うちの事務所が去年初めて開催しました」
行ったよー
「嬉しいなー。おれも行ったよ。」
「そのとき、某アイドルグループがね、出てて、ぼく、よく知らなかったんで、出演してるときちらっと覗いてたんですよ。でも、あんまりたくさん出てなかったな。8人ぐらいかな」
えー!?
「もっと出てた?何人ぐらいいた?」
15人ぐらい?たくさんー。いっぱいー。
「いっぱいいた?48人いたグループのことが頭にあるから、あんまり数がいないように感じて。」
「もうちょっとあのとき見とけばよかったなぁ。そしたら、リアルに感じられたかも…。これ以上しゃべると、視線が冷たくなるから、このへんで」
ゴシップネタは、スルーするに限ります。
「おもての機材、直った?直ったということなので、WANDERLUSTに…」
WANDERLUSTの途中で舞台向かって左のスピーカーから音が聞こえなくなってびっくりした。ど、どうした?と私は動揺しましたが、直人はイヤモニしてるからなぁ、気づく前にすぐ直りました。
さっきのMCも声が遅れて聞こえたり、おかしかったんだよね。

「暑いね。」
実は、わたしはそんなでもなかったけど。
「完全に着るもの間違ったね。」
あ、今日は金の飾りがついた長めのジャケットだったんだけど、こっちのほうが厚手なのかなぁ。
「そう、暑いといえば、台風、大丈夫だった?たいないし」
は?ごめん、知らなかった。これを機に覚えます。
「胎内市だよ。新潟の人、いないね」
会場から「いるー!」の声
「いるなら、返事して。」
この、ライブで、相槌や返事の求めっぷり、直人さん、加速してませんか。いや、好きですけど。
「こないだはさ、南風でさ、新潟が40℃越えたんでしょ。今日は、山側からの風で、東京が暑くなって。東京どうだったのかな、40℃越えてないの?」
越えてない
「越えてないんだ。2100年の未来の天気予報ってのを見たんだけどさ、東京の最高気温43.3℃だって。」
ふえ~…
「まあ、ぼくは生きてないから。でも2月で25℃だって。」
わたしも生きてないです。
「でも、自分たちはいないからいいってことじゃなくて、新しい人々のために、よりよい世界を残していかなければいけないよね。といっても、何ができるかわかりませんけれども。でもさ、室外機ってあるじゃん!」
ありますね。
「エアコンは部屋には冷気を出すけど、あの室外機からすごい熱風が出てて暑くなるわけじゃん。プラマイで考えるとプラスじゃねぇ?って思うの。だから、一斉にエアコン切ったら、結局涼しくなるんじゃないかって。」
まぁ、そうかなぁ。でもエアコン切ると、熱中症になるよねぇ。
会場からひとり「やだぁ」の声
「はい、『やだ』一票いただきました。そういう人がいると、変わらないんですよー。難しいところですけどね…。そうか、(ひとり1台ライブみたいに)こんだけの人がいてやったら効率的だよね。」
そうね、大きなところにたくさん人を集めてエアコンつければ、その人のおうちはエアコンつけなくてすむからね。
「じゃあライブをやったらいいね。あ、それだったらもっと昼間にやったらいいね。…答えの出ない話をしてしまいました。」
2100年の未来天気予報を、そのあとYouTubeでみましたけど、生きてないとは言ったけど、たった80年後なんだな、と思ったら、ほんとにまずいことになってきてるんだなと感じました。いろいろ直人さんに教えてもらってます。世の中のことを知らなすぎること、反省しました。

「あおり運転が話題になってるけど。」
話題の変え方が唐突やな。
「そんなこわい目にあったことある?おれ、あおり運転じゃないんだけど、よくバスがね、停まると、そこを抜いて行ったりするじゃん。ぼくが普段通っているところは、すごく広い場所で、バスが停まっても余裕で抜けるし、対向車があっても大丈夫なくらい幅があるのね。で、車乗ってたらバスが停まって、抜こうと思ったら、おれの前の車が、斜めの状態で停まって動かないの。すごく余裕があるのに。で、プッとクラクション鳴らしたの。そしたら進んだから、あー行った行ったって思ってたら、次の信号で停まったら運転席から降りてきて」
えーー!
「50歳くらいのおっさんかな、『次、停まったら降りてこい!』って。」
キャー!!こわっ
「それでおれも、『上等だ、こらぁ!』って」
えーーーー!!
「だって、すいませんってわけにいかないじゃん。だから『上等だ、こらぁ!』って」
いや、これって、売られた喧嘩は受けるってこと?正義感?男子と女子の違い?すいませんって言っときゃいいじゃんってことにはならないの?
「でもさぁ、考えたのはさ、顔、さされたりしたらバレるじゃん?どうしよっかなぁ。暴力沙汰になったら困るしなぁ。って、次の角で右折しましたけどね。」
ホッとしました。頼みますよぉ。変なことにまきこまれないようにね。
「でもさぁ、マジこの人、大丈夫かなぁって。わざわざ降りてくる勇気があるなら、バス抜いてってくれよ。めっちゃ(道幅)余裕あるのに。こないだの事件は、高級SUVでしたけど、それは仕事で使ってるような車だったな。車種で判断したらダメですよ。どんな人が乗ってるかわかりませんからね。」

ということで時事ネタMCで、会場を怖がらせたあと、メドレーへ。
メドレーではいつものようにハーモニカも披露。
メドレーのあと
「今回のツアースケジュール、めっちゃ偏ってて、7月はおれの誕生日があったこともあって、3日に1回ぐらいはあったんだけど、8月に入ったら、めっちゃ空いてて(笑)。いや、忘れないように家でギター触ったり、ピアノ練習したりしてたんだけど。ハーモニカ、ブルースハープも、あー、触ってなかったなって。そんなこと思ってたら、ハーモニカ、取るタイミング間違えたーって(笑)。」
気づかなかったわー
「バンドの平均年齢考えてよー。誰がいちばん若いと思う?」
上杉くんー。ハリーくんー。
「ハリーくん?けっこういってますよ。」
ハリーくん42歳~
「唯一の30代、サックスの上杉くん!」
「だからね、2週間経ったら忘れるっていうことですよ。」

MC係のコーナー
「いままで話してないのは、ケースケとたっちんなんだけど、今日出なかったら、このツアーでは一言もしゃべらないことになっちゃうから。おれは、この2人を出すよ。」
そして、サイコロをもってクルクル回転させる。出た目は長谷川~。
「おおー!ダンサー。長谷川達也~!」
この人すごい。宣言して出すなんて、さすがスターです(笑)。会場も大盛り上がり。本人がいちばん喜んでたかも。
達也さん「このコーナーが始まってからですね、もし、ぼくに当たったら何を言おうか、ずっと考えてたんですけど、やはりぼくが直人さんといっしょにやるようになった経緯をお話ししたほうがよいだろうと思いまして。ぼくが入ることになったそもそもは代役だったんですよね。そのかたの活動のためにできなくなったということで。気がつけば、15年のおつきあいになります。でも最初は、ほんとに失礼ながら、藤木直人という人がギタリストでボーカリストってことも存じ上げておりませんで。最初は気が進まなかったんです。というのも、それまでぼくがついてた『とある』グループは、その人が通ったらしゃがんで通りすぎるのを待つ、みたいな感じ、その人が踊ってるときは僕たちは踊らないとか。それでバックダンサーをするのがむなしくなってしまって。ぼくがやりたいのは、こういうことではないんだなって。でも、直人さんといっしょに回るようになったら、体の大半が筋肉でできているような人が、ぐいぐい出てきて、なんなら直人さんより前にでていて、引いたんですけどね。」
ターボー「引いたのかい!」
達也さん「でもそれを頭ごなしに否定する人が誰もいなくて。」
このとき、直人さんはステージの真ん中後方にいて。ものすごい真剣な顔して聞いてるの。

達也さん「ぼくも、アレンジしてやってみたら、スタッフさんが『達也、よかったよ』って言ってくれて。みなさんも、ぼくを認識してくださって、踊ってくれるし、すごくやりがいを感じて。こうして、またここに来たいなーって思うんです。」
パチパチ、会場から拍手
直人「いままでで一番まともなMCだったね。たっちんは、DAZZLEっていうダンスユニットをやってて、いま、ちょうど公演中で。」
達也さん「こないだゲネプロに来てくださって」
直人「昨日も3公演やって、あしたも3公演?」
達也さん「あしたは、2公演です」
直人「DAZZLEは海外でもすごく評価されてるし、DVDとかチェックしてみてください。ちなみに次やる曲の振り付けは、たっちんがやってくれたんだよ。やっぱりターボーとちょっと違うね」

次の曲はオピウム・ラヴァーズ。
この曲での達也さんの柔らかなダンスはストーリーがあって素敵。ターボーと二人のからみのダンスも達也さんの話を聞いてから見ると、また違った印象をもちますね。
ピアノ弾いてるとき、靴下がキラキラしてるのに初めて気づいた。銀色のラメのソックスだったんだね。ジャケットも目一杯キラキラしてるし、靴もピカピカで光ってるし、ソックスまで光ってたなんて、恐れ入りました。
『僕の生きていたい世界』を弾き終わり、ニッコリ笑って座ったまま一礼。立ち上がって奥で飲み物を飲んで、座ってMC。ちなみに水はストロー付きペットボトルに入っていて、その隣にはアルミコップもあって、そっちからもよく飲んでました。17 until dieロゴがついているみたいに見えました。喉によい飲み物が入ってるのかな。
ニコニコしながら「上手に弾けた。」
なんだ、かわいすぎるだろ。
「2週間も空いてるからさ、ピアノどうなるのかな、と思ったんだけど、間違えずに弾けた。間違えずに弾けるのと上手に弾けるのとは別なんだけどね。ピアノ素人なんで、間違えずに弾けただけで嬉しい。」

「1月クールのイノセンスは、犯人が毎回でてくるドラマで、出番は少なかったんだけど実証実験があったりすると、けっこう覚えなくちゃいけない台詞が多くて。台本に書いてあったら、一生懸命覚えるわけなんだけど、いざオンエアになったら、意外とCGになってるところにナレーションベースで流れてたりして。だったら覚えなくてもいいんじゃないかっていう、そういう作品だったんですけど。そういうって…(笑)。」
「そのなかでブロッケン現象の実験の回があったじゃん。」
会場のリアクションに不満だったのか「あれ、さては観てないな?」
観てたー!
「じゃあ、あったあった!ってリアクションして。」
あった、あった!
すみません、リアクションが少なくて。もっと声出さないといけないんですよね。さっきも書いたけど、ツアー通じて、直人さんって、こんなに会場からの反応を求める人だっけ、って思うこと多数。いつも、会場のなかで積極的に返事してるかたにおまかせしているんだなぁ、と反省してる間に、次、ファイナルだよ。さみしい~。
「7話かな、ブロッケン現象の回があったんだけど」
あったあった(笑)
「その回は、酒井美紀さん、星野真里ちゃんがゲストの回で、体育館に来てブロッケン現象の実証をしたんだけど。酒井美紀さんは、今となっては二度とオンエアされないラブレボ以来かな。そう。紛らわしい名前の4人ていうのがあって、水野美紀さん、水野真紀さん、酒井美紀さん、坂井真紀さん。この4人、全員共演してます!コンプリートしました!」
おーっ!ってか、この話、初めてじゃないなぁ、どこで聞いたかも思い出せないけど。
「星野真里ちゃんは、『鬼の棲家』っていう深田恭子ちゃん主演のドラマでご一緒して、『鬼の棲家』って1998年ですよ(放送は1999年)。その話を思い浮かべて『20年ぶりだねー』みたいに星野さんと話してたら、どうも噛み合わなくて。そしたら『プラトニック・セックス』が、飯島愛さん原作で映画化されてドラマ化されて、星野さんが主役!星野さんにとっては、そっちの話をしてほしかったよね。そこからは、気まずい時間が流れたんですよ…。そのドラマのなかで、ミュージシャンを目指す役をやったんですが、その役で歌うために作った曲です。ファイナルではこの曲やらないんで、別の曲やるんで。パズル。今日がこの曲のファイナルですよ。」
そう考えると、いつもより真剣に聴いちゃう(笑)
もう、豊洲で言ってたもんね、別の曲をファイナルではやります、と。天気が心配…。まぁそもそも、天気がよくても31日は月は見えないんですがね。
Getting Startedのイントロは、いつもちょこっとピッチが不安定。で、ちょっと笑う。難しいんだよねー。
盛り上がる4曲(スピードスター、恋のロックンロールドライブ、サムライファンク、愛のテーマ)
はい、たくさんたくさん踊らせていただきました。
恋のロックンロールドライブの間奏はステージ向かって左側に直人さんが行くので、反対側の私は、ターボーと達也さんをみてました。ターボーの脚をギターに見立てて達也さんが持って踊ったりして楽しかったー。
サムライファンクのライトはオレンジでした。ペンライトを持って踊るとき、すごく真剣な顔をしてるのが印象的。逆立ちのときは、背中が見えてキャーっ。そのあと、マイクを取りに行くけど歌い出しには間に合わず、フリークス!は後ろ向きでマイク無しで歌ってました。
愛のテーマは、ちょっと間違えたね、気にしない気にしない。台詞は「なまら好きやけ」
新潟も「なまら」なの?

「2週間ぶりで踊ったら、体が重い。」
サムライファンクのときのペンライトを手元に持って
「オタ芸のときのライトは、オレンジでした。いつもターボーが、その場所にちなんだ色を決めてくれるんだけど、この色はなんの色でしょう」
アルビレックス!
「お、さすが。そう新潟アルビレックスのカラーだね」

「ツアー中に47歳になりましたー。さっきのあおり運転の容疑者、43だって。おれより4つ下だぜ。いろんな記事とか見ると、年下ってことが多くなって…愕然とするね。このペンライトは、うちの事務所に、NGTに負けるな、東京パフォーマンスドールってのがいて、そこからパクってきました(笑)。この踊り、けっこう腰にくるね。若い人がやるもんだってつくづく思った。そう、腰が痛くてさ、真夏なのに、車でシートヒーターつけてるの。なんとかファイナルまで、最後までがんばろうと思います。がんばるぞー!」
47年生まれ、47歳 腰痛に勝てー!

GO FOR ITのとき、いつもマイクをケースケに向けて歌ってもらってるんだけど。そのとき、直人さんが左手でケースケの肩をフワッとじゃなくて、ガシッとつかんでるのが見えました。ケースケさんがうらやましい…。身長差もあって、心なしか、ケースケさんが恥じらってる乙女みたいに見えて、キャーってなります。
そして、続くレゾナンス・レジスタンスでは、間奏のときに、いつもは円ちゃんと直人が並んでギターを弾くのに、今日はケースケもステージ向かって右に出てきて、3人で並んで。(HOTNAOに出てましたよね、画像。)
ルービックキューブは26秒でした。揃ったとき、いつもキューブを高く掲げるんだけど嬉しそうだったー。そ
して揃ったキューブを渡す。小さい男の子を指差して、おいでおいでの手ぶり。呼ばれて男の子が一番前に来ると、直人さんはしゃがんで、目尻の皺いっぱい満面の笑みで男の子に渡す。そして、男の子の頭を優しくポンポン。あー、その男の子のなかで素敵な記憶として刻まれるといいなぁ。

ルービックキューブを井手さんのところに忘れてきた話、スマホに「藤木くん忘れてるよー」と連絡来た話、恥ずかしかったから差し上げた話、井手さんが昔ルービックキューブにはまっててとても喜んでもらえた話、いざ曲ができてきたらルービックキューブが歌詞にあってすごく嬉しかった話。(すいません、これまでと同じだったので割愛します)

「ルービックキューブも2週間ぶりで、たどたどしかった。間奏が30秒しかなくてさ、間奏っていうのかな、アウトロとも違うしね、歌詞がそのあとあるからね、ほんとのCDの間奏だとさすがに時間が足らなくて、ひとまわし足してるんだけど。今日はさ、意外と最後の手順が要らない、というか、うまい手順になって揃ったから、『わ、揃った!』って、手あげちゃった。」
あ、だからあんなに嬉しそうだったのかー。

「次が最後の曲になります。」
えー、やだー
「ね、11本のうち、10本終わっちゃうよ」
やだー、追加公演ー!
「追加公演?」
「…おれがもっと売れるアーティストだったらなー。ずっとライブできるのになー。」
その言葉聞いたら、泣けてきちゃって…。
ライブするために直人がどんなにがんばってくれてるのか。悔しさだってあるだろうってこと。
ずっとライブできるのになぁ…なんて、ファンに正直に吐露してくれたようで嬉しくもあるし、その心情を思うと世の中の厳しさってものも感じて、いろんな気持ちから私の目には涙が。
またライブやってー
「うん、がんばるよ。」

「いろんなことが終わっていって。河口湖のときには、なつぞら終わってると思う。また新しいことが、もう発表になってますけど、舞台をやります。意外と細かく地方も回るんでよかったら見に来てください。」

Never endのときは、さっきの直人の言葉「おれがもっと売れるアーティストだったらなー」を引きずってしまい、手ふりも拍手もできずにずっと見ていました。

本編終了19時50分

記憶として印象深いのは、下から見上げたときの、小顔感がすごい。首から顔、鼻にかけての造形美が半端ない。近づけば近づくほど、顔が小さく感じる。肌の質感が滑らか。鼻梁が美しく、小鼻が細く、鼻尖がツンと高くて。瞳がコンタクト入れてるの?わからないけど、ビー玉のようにキラキラ。脚も細くて、どこから見られてもよい隙のない美しさ。皺が目立つ指が、ギターを早弾きするのをずっと見ていたい。目の前にくれば来るほど、息を止めて見入ってしまい、なんにも言えなくなる。キャーキャー言いたかったよ。もっと直人さん大好きだよって言いたかったよ。なんにも言えませんでした。反省。

アンコール
水引バージョンと、またもやポーチをもって颯爽と登場。
「グッズいろいろ作りました。今回は2種類作って、ひとつは(丸木さんが着てるほうを指し)初めて自分の顔をプリントしました。もうひとつはこれ。このTシャツをね、どこの会場からだったかずっと着てることで、察してください。でもこのTシャツも今日が最後です。河口湖では、限定Tシャツをね」
どんなのー?
「ないしょ。ないしょ、っていうか、明日ぐらいには発表になるのかな。」

「そして、ポーチ」
なにー?
「なにー?って、きょう初めて参加する人がぽかんとするでしょ!」
「こんなにコンパクトなのに収納たっぷり。今日は新潟と言えば…魚沼産コシヒカリ!」
ポーチの中からZIPlockに入ったお米登場。
「75462粒。10合ですよ。」
ふつう一升って言わないか?
「まさか、これあげられないしなぁ」
ほしいー!
「ほしい?じゃあ、取材がくるほどの大家族の人いる?それはいないか…じゃあ育ち盛りの子がいる人は…」
はーい!
「それはいっぱいいるのね。どうしようか。」
そう言って、最前列のど真ん中にいたラッキーな人にお米を渡しました。重いだろうなぁ。一合ずつ10袋にしてくれればよかったのに。あげるつもり、なかったのかもね。
「おれのサインも入ってない、ただ米をもらって喜んでる人になってますけど。」
生活費は助かるよねー。

「2週間ぶりのライブでどうなるかと思ったけど。やっぱりライブって楽しいね。みんなのおかげです。」
今日、聞いて一番うれしかった言葉かな。
ライブって楽しいね。
うん、楽しい!

さて、もうひとつのグッズ販促。シングルジャケットがプリントされたポーチ。みんながシュクメイをほしがって、2回目で上杉くんがシュクメイをだしたから、企画を変えてコンプリート競争になったくだりを説明。
「きょうも物販に並んで買ったんだよね。」
いたー!
「すいませんねー、みんな並んでるのに。」
「上杉くん、今日はなんだったの?」
上杉くんがポーチを見せてくれる。
「おー。世界の果て!これは持ってるの?」
上杉くん「持ってません!」
直人「これでいくつ揃ったの?」
上杉くん「9分の7です。」
直人「おおー。円ちゃんは?」
円ちゃん「ぼくは、コズミックライダーか、○○(忘れた…)か、虹がほしかったんですが、」
と言って、見せてくれたポーチは「虹です!」
直人「これで?」
円ちゃん「9分の7!」
すごい。同点!
直人「河口湖では、揃うまで買うって言ってるから、みんな見に行こうか。何時ごろやる?」
ライブ配信してー!
「ライブ配信?おじさんたち、ライブ配信の仕方がわかんない」
釣りいろはコラボといい、いろんな企画が入ってきましたねー。ライブ配信じゃなくていいから、動画撮って直人のオフィシャルYouTubeで流してくれてもいいのよ。少なくともDVDには入るかな。行けない人も多いからよろしくお願いします。

「最後の曲はさ、みんなに言葉を書いてもらったんだけど。できるだけ、みんなが書いてくれたフレーズをそのままいかしたくてさ、まぁ少し短くしたものもあるけど、基本はそのままを使ってつくろうと思ってて。歌詞のなかに、『空に架かるなないろの道』っていうのがあるんだけど、七色の道ってすごくいいなぁと思っていれたんだけど。よく見たら、虹って書いてあって」
え…
「最近細かい字が見えなくて…。あとになって気づいたんだけどさ、もう、道でいっかーって。まさか、ここに書いた人いないよねー」
ここにいまーす!と、真ん中辺りから声が!書いた本人じゃなくて、まわりの人が何人も教えてあげてる。
「えーっ。なんで本人じゃなくて、まわりの人が知ってるの?」
直人さん、告白してよかったですねぇ。わたしも、初めて歌詞を見たときは、七色の虹じゃないんだ、凝ってるなぁと思いましたが、まさか老眼の産物だったとは。
「よかったー。おふくろさんだったら大変な問題になってたよ。」
直人さん、その問題、知らない人もたくさんいると思います(知らない人は、ウィキで、『おふくろさん騒動』を検索してください。)
LOVEをみんなで歌って、メンバー紹介して終演でした。(20時15分)
「ファイナルもがんばります!」といって、手を振ってバイバイです。