広島葬儀屋者の話 中田翔に今…思うこと | 広島葬儀 広島家族葬 広島直葬 お一人様の葬儀 株式会社安芸葬祭・家族葬エキキタホール…広島市東区、府中町の葬儀社です

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皆さんこんにちは。安芸郡府中町から平成30年6月に広島東区山根町に移転しました安芸葬祭のブログです。
広島の家族葬 広島 葬儀 広島 直葬などの情報を主体に書き込んでいます。
どうそ宜しくお願い申し上げます。


中田選手の賛否については
多くの方が論評してます。

敢えて、その論評に追随することはしません。



今の彼がどの様な心境なのか
それは、彼が解決していくのがベストだと思うからです。

外野の人間は
そのことについて
精神カウンセラーとか
何やら、かんやら
言うのかも知れません。

しかし
今は本人が自分を見つめていくのが
一番良いのです。

幸いにも彼には
家族がいます。

そして4人目の子供さんが産まれたばかりと
聞きます。

野球は出来ない環境ですが
家族としっかり向き合い
野球以外の人生を考えるなかで
これからに向き合う環境をゆっくりと
焦らず、作って欲しいと思います。



私は、中田選手に会ったことがありません。

彼と身近に接する人には、何度も会ってますが
なぜか会うチャンスが無かったのです。

同じ広島市内にいても
私がよく行く寺院や彼の行きつけの店でも
なぜか、彼とはすれ違いばかりでした。

「さっき中田君が来た」
この様なことが何度あったでしょうか…
しかし
それで良かったと思います。



マツダスタジアムでは数度
生で彼を見ました。

ルーキーの時でしたか
代打でコールされると大きな声援が飛びました。
結果、外野フライで凡退するも
セカンド地点まで全力で走る彼に好感を持ちました。

しかし数年後、日本シリーズで見たとき
内野ゴロで一塁まで全力疾走しない姿を見て
正直、がっくりしました。

なぜ、他の選手は全力疾走しているのに
チームの核である彼はしないのか?
そして首脳陣は咎めないのか?
これが非常に気になりました。

別の顔として
彼が広島に交流戦で凱旋したときに
実家に同僚選手を招いた映像を見ました。

彼のご家族が手作りの料理でもてなす…
そして多くの選手が和気あいあいに過ごす。
とても良いシーンに見えました。

インタビューを受ける中田選手も
しっかりとした考えを口にし
後輩思いの選手なんだと。

実は彼のインタビューは
何回かテレビで見ました。

彼は理路整然と話ができる
頭の良さを持っていますし、その語りに
嘘、偽りを感じることはありませんでした。

野球のこと、選手生命のこと
今しなければならぬこと、彼は自分自身を
第三者的な見方が出来る人…
そう思って見たものです。

しかし、その反対に広島で耳にすることは
そのことを否定する人もいました。

今回の件でプロ野球界のOBで
彼を擁護する人は、口を揃えて言います。
「グランドで姿を見つけると真っ先に挨拶に来る」
礼儀正しい好青年。

しかし、その逆も野球以外にあった、と聞きます。

これは二面性なのか知る由もありませんが
よく考えてみると
人間、誰しも持ち合わせることだと思います。

人間には2:2:6の法則があると知りました。
2が自分を好きな人
2が自分を嫌いな人
6が自分に無関心な人

そう考えると、今回の問題も無関心は6割いるのです。
よって自分を追い込むことはしない方が良い
と思います。

所詮この世は、人の評価は分かれると…
言うことです。

話は変わりますが
どんな人も人生の中で
大きなどん底(挫折)を味わうものです。

いくら善人でも
また悪人でも、必ずどん底はあるそうです。

そこを乗り越えるか、乗り越えないか
それらをする、しないも自分自身なのです。

そして、そのどん底は一度でありません。

どん底だから一度ではないか?と思われるかも知れませんが
私は2度ばかり経験しています。

現在の所、どちらが酷かったか?と聞かれるのですが
一度目と二度目では立場や状況が違うので
どちらとは言いにくいのが本音です。

一度目は平成14年…これは非常にきつかったです。
公私とも最悪で、今でも忘れることが出来ません。

二度目は令和元年…
これも非常に厳しい環境でした。

このいずれも、どう救われたのか…

それは人の何気ない言葉だったのです。
「人生いろいろ。無理せず生きろや」
「人との出合いは最高だ」
これだけなのです。

嘘みたいな話ですが、本当です。

それも普段あまり話をしない人からの
年賀状に書かれた一言。

この言葉は無性に響きました。

それまで多くの人が声を掛けてくれたのですが
この年賀状の文字は非常に響くものでした。

もし、このブログを見ている人で
中田選手の知人がいたら
一言、手紙の言葉を送ってあげて下さい。

電話などより非常に効果があると思います。
文字は、後でいくらでも読み返すことが出来るからです。
そして、自分の知らなかったことを気付かせてくれます。

人間と言うのは
自分が辛く厳しい立場にいるとき
助けられたことは忘れることがありません。

その意味では栗山監督も同じことかも知れません。

「もうこのチームでは厳しいかもしれない。
この責任は監督である自分の責任」
とマスコミに話しました。
監督も苦しい胸中を吐露されました。

この言葉の持つ重い意味
そして伺い知るのは、中田選手が非常に大きな存在だった
と言うことです。
そして、そのことは彼が一番理解し
後悔をしていることに思います。

暴行を受けた選手の心の傷
そして身体的な状況も同様に気になります。

これまで報道されない中で
それなりの話し合いを持ったのでしょう。

そして見えたことが

栗山監督が責任を取り

中田選手が退団する

この2つがぼんやりと浮かんだものです。

こうなると暴行を受けたとされる選手も
精神的に背負うものがあるかも知れません。

いずれにしても
結果には原因があるのは世の常です。

これからどの様な結果になっても
受け止めるしか出来ないのも事実。

今を乗り越え、二度と過ちを犯さないように
生きて欲しいと思います。

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