滋賀県大津市にある神社仏閣をいくつか参拝し、琵琶湖疏水を眺めました。
三井寺駅から京阪に乗り、終点の坂本比叡山口駅に向かいました。
琵琶湖疏水のすぐ横に三井寺があり、主人が「寄る?」と。
でも寄りはしませんでした。
以前坂本に行った時に主人が行きたいところがあったのだけど、時間が遅くなり寄りきれなかったので、この日は寄りたくて京阪の1日切符を買っていたからそちらに行かないと
既に15時を過ぎていて、坂本で行きたいところは16時受付終了だからちょっと急ぎ目で行かないとでした
坂本比叡山口駅到着
穴太衆の石垣にうっとりしつつ急ぎます
寄りたかったお寺、滋賀院門跡に到着しました。
滋賀院門跡は元和元(1615)年、天海大僧正が京都北白川の法勝寺を移転したものといわれるそう。天台宗寺院で延暦寺の本坊(総里坊)、のち後水尾上皇から滋賀院の号を賜わりました。
江戸時代末まで天台座主(ざす)となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれます。
約2万㎡という広大な境内には、内仏殿・宸殿・書院・庫裏・土蔵などが立ち並び、穴太衆積みの石積みと白壁を巡らせた門のほか、小堀遠州の作庭とされる国指定名勝庭園や狩野派の襖絵が鑑賞出来る名寺です。
羅漢の間(渡辺了慶作の襖絵)
鯉のえさをあげたら一目散に集まって来た
時間ギリギリだけど長閑な時間を過ごせました
主人の御朱印↓
奥にある慈眼堂にも寄りました。
慶長12(1607)年から比叡山南光坊に住み、織田信長の比叡山焼き討ち後の延暦寺の復興に尽力した天海の廟所です。
天海は徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与したことで知られ、姿を変えて生き残った明智光秀であるという説もある人なんですよね。
朝から大津市を巡った日でしたが、マンホールカードが再配布されたらまた行きたいですし、源氏物語の展示になっている三井寺もまた再訪したいな。