浅野川~主計町茶屋街~泉鏡花記念館[金沢市] | オレンジの普通でHappyLife♪

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2015年7月に主人の転勤で大阪へ。
その後は埼玉(東京勤務)→金沢→埼玉(東京勤務)→金沢→大阪と毎年引っ越し転勤生活。
いつまで住めるかわからないので、後悔なく転勤先を楽しみたいです♪

今日は、金沢のお散歩記事をアップします。
 
この日は浅野川大橋からお散歩スタート。
 
金沢市では令和元(2019)年、「金沢市における美しい眺望景観の形成に関する条例」を制定。
4つの区分からなり、該当する眺望景観地点15地点を指定しているそう。
・山並みへの眺め(河川やそれに沿った街並み、その背景にある山並みによって一体的に構成される眺望景観)
・見下ろしの眺め(台地や城跡などから一定の広がりもった街並みを見下ろす眺望景観)
・通りの眺め(通りの街並みや通りの先の背景によって一体的に構成される眺望景観)
・見晴らしの眺め(公園、緑地などからその背景にある自然の広がりを見渡す眺望景観)
 
ここも指定されているようです。
 
道の反対側は橋場町緑地と言うちょっとしたスペースがあり、火の見櫓が建っています。
 

版籍奉還後から廃藩置県までの間金沢藩では、江戸で加賀鳶といわれた江戸藩邸のお抱え火消を金沢に移し、新たな常備消防を組織したそう。

現在のものは当時ものとはずいぶん違うようですが、それでも迫力あります。

 

浅野川大橋を渡ります。

残念ながら、どんよりとしたお天気。

 
橋を渡ったところにある橋場町バス停には、いつの間にか素敵なベンチが。
 
向かいにも火の見櫓があります。
こちらは浅野川大橋詰火の見櫓と名前があり、登録有形文化財に指定されています。
市内現存最古の火の見櫓で、大正13(1924)年に建てられたそうです。
もうすぐ100年!!
 
 
浅野川大橋をまた戻り、浅野川沿いにお茶屋や料亭が連なる主計町茶屋街を歩きます。
ひがし茶屋街、にし茶屋街とともに、金沢三大茶屋街の1つに数えられています。
ひがし茶屋町とにし茶屋街は文政3(1820)年に誕生していますが、主計町茶屋街は明治に出来たそう。
 
路地も歩きました。
町家は市内にいくつも残っている金沢ですが、ここまで連なっているのはなかなかないですね。
 
奥に見える坂へ。
 
暗がり坂

日中も日が当たらないため命名されたそうですが、日が射してきた(笑)

かつて旦那衆は、この坂を通って茶屋街へと繰り出したそうです。

 

あかり坂

暗がり坂の近くにある坂で、作家の五木寛之さんが命名したそう。

 
 
暗がり坂を上ったところに建つ、久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)
暗がり坂から向かうと、拝殿の裏に着きます。
 
主祭神は素戔嗚尊、創建は不明だそう。
 

久保市乙剣宮の鳥居の前の道は、新町・鏡花通り。

通り沿いの店先には、泉鏡花の作品名を書いた灯りが飾られています。

鏡花はウサギグッズを収集していたので、灯りにもウサギが描かれています。

 
通りには、泉鏡花記念館もあります。
 
鏡花父子像
幼少期の鏡花と父の像です。
 
金沢市文化施設共通観覧券で入れますので、入館しました。
館内は撮影禁止です。
 

鏡花の母は鏡花が10歳の時に、父は21歳の時に亡くなったそうです。

その後文筆活動で、弟や祖母を支えたそうです。

怪奇趣味と特有のロマンティシズムで知られると言う鏡花ですが、怪奇ものというのがあまり得意ではないので、未だ本を読んだことがなく、館内は興味深いもの、難しいものなどいろいろでした。

舞台や映画化された作品が多いそうです。
 
自分の生まれ年から数えて7つ目の干支を向かい干支と言い、向かい干支のものを持つと縁起がいいとか。
鏡花は酉年で、向かい干支はウサギなんだそうです。
生前母が、水晶でできたウサギのお守りをくれたことから収集することになったそうです。
因みに私の干支も酉年、ウサギの品物を集めようかな~うさぎ
 
泉鏡花記念館
〒920-0910 石川県金沢市下新町2番3号
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替期間中
 

 

昨日、やっと梅雨が明けた近畿。

梅雨の期間は62日間と、過去最長だったとか。

私は、梅雨入りの時にはまだいませんでしたがね~

 

同じ関西にお住まいの方でも、最近セミが鳴き出したとか、エアコンを付けたと書かれている方が。

我が家に辺りは、先月からセミは鳴いていたし、どしゃ降りで窓を閉めると蒸し暑くて、エアコンは除湿を付けていました。

地域で結構違うもんですね~

以前の大阪転勤時にも書きましたが、関西電力はお安いので、あまり気にせず電気が使えるのがありがたいルンルン