https://youtu.be/Akb4bUiF-Ps 

軍事会社ワグネルにやらせた東部ロシア制圧が失敗に終わったと見るのは正解のようだ。空からの観測で、ロシアはほとんど前進していないと言うし、成功したのなら、司令官をゲラシモフ参謀総長に替える必要もなかった。


ロシア軍ドップを配下の侵略軍の司令官にしたということは、ウクライナ侵攻の最後の手段で、後がないと言うことだ。


ワグネルの失敗に、プーチンとワグネル経営者でプーチンの料理人と呼ばれたプリゴジンの関係はこじれ、好戦派の間もぎくしゃくしてきている。


独立系世論調査会社の調べでは、今や過半数が停戦を希望している。そんなときに、大攻勢と称する戦いを仕掛けて負ければ、プーチン政権崩壊は必至だ。


そればかりか、ロシアに所属している共和国、特別管区などは、独立する可能性が強いという。逆に考えれば、これらの1つが独立を宣言すれば、雪崩を打って次々と独立を宣言するところが出て来るだろう。


すでに欧米の諜報機関は、そういう工作をしている可能性がないとは言えない。


日本も、サハリンやシベリアが独立して真の自由主義国家となれば、外交や貿易、通商などはやりやすくなるだろう。日本政府が独立の働きかけをする力はない。ただ、アメリカに工作してもらうことはできる。サハリンの大がかりな具体的な開発計画を持って、ロシアから独立すればこんなに豊かになると知らせるのは、一つの方法だろう。