沸騰したお湯を適度に冷ました「白湯(さゆ)」。素人目には何の変哲もない湯でしかないが、「あらゆる不調を解消する最強の飲みもの」かもしれません。
白湯がもたらす健康効果を解説。
それには、慢性疲労から不眠症まで多種多様な疾病改善が期待でき、更年期のアラフォー世代がかかりやすい病気にも改善効果があるようです。そして心の不調にも!
具体的にどのような効果があるのでしょうか?
■白湯の作り方
くら整体院のオススメの白湯の作り方は、水が沸騰したら終わりではない。沸騰し始めても火は止めず、弱火で10~15分の間沸かし続ける。電気ポットはNGで、
鉄びん+ガスコンロで沸かす。これがベストですが鉄びんがない家も多いとおまいます。その時はヤカンでもよいです。必ずやってほしいのはガス炎🔥てを沸かすこと!
これを守らないでできた白湯を飲むと「重く詰まる感覚」があり、期待する効果も生まれないという。炎の振動が水本来もつ力を蘇らさせます。

■白湯の飲み方
朝起きたら最初に口にすること!白湯は、まだ熱い状態のものを、
理想はうふうして少し冷ましながら飲む。飲むタイミングは、まずは起床後。コップ1杯(約150cc)を5~10分かけて飲み切る。その後は毎食のたびに、「数口食べてはひと口すする」感じでコップ1杯分を飲む。食間に少し飲んでもよいが、1日に飲む分量は800ccを超えない。
■高血圧、血糖値を無理なく改善
上の方法で作られた白湯には、
身体の自動調整能力を高める力があると、この調整能力は血圧にも働きかけ、血圧が高い人は自然と下がってゆくという。
また白湯の熱が朝から入ることでエネルギーが効率よく使える。血糖値を外から入れるのに頼らなくても自ら、糖新生やケトン体を働きやすくなります。
そもそも人間のカラダの中の
化学反応は水(H2O)でおこなわれている!
■更年期障害の緩和にも
女性が更年期の移行がうまくいかず、冷えやのぼせなど様々な苦痛を味わうのは、「30~40代の時期に寝不足などの不規則な生活をくりかえし」、体内のエネルギーバランスを崩してきたことが原因だという。
白湯には、こうしたエネルギーバランスの乱れも整える効能があるため、「飲みつづけていると全身が調和され、更年期障害も出にくくなります」とする。また、白湯は少しぬるめにするのがよいそう。
一般的な腰痛の原因は冷えもある!
冷えをもたらす要因として、冷たい飲食物の摂り過ぎや夜遅い時間帯の食事を挙げ、まずこうした食生活を改めるのが大事と説いている。
白湯には、常に全身を温かく保つ作用があるそうで、冷えからくる腰痛には白湯は最適。食生活の改善と並行して、白湯を習慣づけることがすすめられている。
■体に取り入れやすい温度は基本は50度
このほかに白湯には、慢性的な疲労感を解消させ、心の悩みも軽くしてやる気を高めるなど、生活の質全般を高める効果もあるという。万能の妙薬とまでは言い切りませんが、
とにかくいいのがコストゼロで手間もかからないので、試してみて損はなさそうだ。それで日頃のちょっとした不調が癒されてゆくのなら、習慣化しない手はないだろう。