眼精疲労を引き起こす「4つの主な眼病」
(1)目の乾きや見えづらさが疲れを引き起こすドライアイ
また、「涙は目の表面の血液」。角膜には血管がないため、涙の膜から栄養や酸素を供給してもらっているのです。
ドライアイは、この大切な涙の膜が壊れて目が乾くだけではなく保護バリアを失い、酸素や栄養が不足する病気です。角膜の表面は痛覚神経が発達していますので、乾くことによって不快感や痛みが強まり、目の疲れの症状として感じることが多くなるのです。
それだけではなく、涙の膜が壊れ保護バリアを失った角膜は表面が傷つきやすくなり、透明性が低下して、かすんで見えるようになります。
また、涙の膜は光の屈折にも影響があります。涙の膜が薄かったり厚かったりとスムーズでは無くなると、光の屈折に影響を与えて視界がぼやけます。見えにくさを補おうと無意識に毛様体筋がピントを合わせようと緊張が続いてしまい、目が疲れてしまうのです。
(2)無理に見ようとして疲れが現れる
緑内障
緑内障はほうっておくと失明につながる病気のため、早期発見による治療が望まれます。特に、近視の方は中心付近から視野が欠け始める方がいますので初期から見えにくさを自覚することがあります。
視界が狭くなるような感覚があり、疲労を感じるようでしたら、すぐに眼科の受診をしてください。
(3)見えにくさを補おうとして目が疲れる
白内障
白内障を発症すると、水晶体が濁ってすりガラスを通したような視界になり、見えにくさを感じるようになります。光をまぶしく感じたり、ものが2重3重に見えたりすることもあります。やはり見えにくさを補おうとして目を酷使し、目の疲れが出やすくなります。
白内障の自覚症状を感じたら、眼科を受診しましょう。手術により治すことができます。
(4)頑張って両目の視線を合わせようとして疲れる斜位

斜位は視線を合わせるために集中している必要があるので、疲れや肩こり、頭痛の原因になることがあります。斜位が強くて疲れたときに目の向きが逸れて2重にものが見えてしまうような場合は、光を屈折させるプリズムレンズのメガネを用いることで矯正できます。矯正できれば、疲労が治まることも少なくありません。
くら整体院では
眼の整体➕目とカラダの使い方診断
をしております!





