プレスリーの命も奪った?「便秘」の恐ろしさを舐めてはいけない | 【浦和 くら整体院のブログ】

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もしかしたらあなたも一度は苦しんだ経験があるであろう「便秘」。特に高齢者にとって、便秘は、命に関わる病気であり、決して侮ってはいけないのだという。実は恐ろしい便秘についてお伝えします。


● 便秘は高齢者がなりやすい隠れ便秘も含めれば 日本には1000万人いるといわれているそうです!

「大きく分けて2つあります。まず1つ目は排便回数の低下。だいたい1週間で3回未満の排便なら異常だと思うべきです。2つ目は、排便困難症状といわれるもの。こちらの症状で悩む患者さんが多いようですが、これは便が固いため、一気に出し切ることができず、強い残便感がある状態を指します。どちらか、もしくは両方の条件を満たすと便秘といえます」



 日本の便秘患者は約1000万人程度いると推定されている。一般に便秘は女性に多い症状だと思われがちだ。確かに2013年の厚生労働省国民生活基礎調査によると、便秘に悩む人は、60歳までなら男性よりも女性が多い。ただ、加齢とともに男性の有病率も増加し、80歳を超えると男女差がほぼないという統計が出ている。

 高齢になるほど、便秘になりやすいということのようだが、ではなぜ加齢につれて、便秘になりやすくなるのか。




 「単純に食事量が減ることと、運動不足もありますが、根本的な問題として、年を重ねると、どうしても消化管や腸の働きが老化し、十分に機能しなくなる影響が大きいです」

 便秘が若い女性に多いといわれるのは、単なる印象だけでなく、女性ホルモンの影響で腸の動きが遅れるためだという。そして、50歳を過ぎるころには、閉経して女性ホルモンがなくなるので、男女差がなくなるというわけです。

● 血圧上昇、脳出血の危険も誘発 意外に恐ろしい便秘

便秘の有無による生存率を15年間にわたって調査したアメリカの比較研究の結果、健康な人と便秘持ちの人の間ではおよそ15%もの差があったという。

 便秘は日々の生活を快適に過ごせなくなるだけでなく、死のリスクを上げる深刻な病気だ。

 「便秘の状態で、無理に力んで便を出そうとすると、特に高齢者の場合、動脈硬化が進行しているので、血圧が上がります。ましてや普段から高血圧の人は要注意。最悪のケースだと、脳出血を引き起こして亡くなってしまうこともあるので、便秘を放っておいてはいけないのです」

 ほかにも、トイレでの力みによって、くも膜下出血発症のリスクが7倍にもなるという研究報告もある。実際、高齢者は、トイレからの緊急搬送も多いという。

 余談だが、42歳の若さでこの世を去った伝説のロックスター、エルビス・プレスリーも、その死因は、便秘によってトイレで過度にいきんだことが引き金になった心臓発作であったとも報じられているそうです・・



便秘で命を落とすことは、実際にあり得る話!

どう対策しましょうか?


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